土地探し 土地探しでうちにくるお客さんの特徴

家づくりのモヤモヤ021(2015.11.28)

 

鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」始まりました。

皆様、よろしくお願いします。

今日はスズモクメンバー三人、私鈴木と、風見、チカツの方で進めていきます。よろしくお願いします。

 

風見・チカツ:よろしくお願いします。

 

鈴木:今日は土地探しっていうことで進めたいんだけど、実際に土地を探す人、家建てる時って多いでしょ?

 

風見:多いです。

 

鈴木:実際、家を建てようと思ってる人が土地を探していてうちに来るよね?

 

風見:来ますね。

 

鈴木:その時、どんな感じで来るの?

 

風見:ほとんどの人が土地が見つからないんですって言います。

 

鈴木:見つけてるけど、見つからないってこと?

 

風見:そうですね。よくあるのが、インターネットで見ていて気にいるところが出ない、不動産屋さんに行っても2枚くらいしか紹介してくれないから決められない、気にいるエリアに土地がない、そういうのが結構あって「もう半年も探してるんですよ」とかって結構あります。

 

チカツ:半年も探すんですか。

 

鈴木:あ、実際にチカツさんは土地を探して家を建てたんだよね?

 

チカツ:そうです。

 

鈴木:その時っていうのは、どんな感じで見つけてもらったの?

 

チカツ:営業の方が紹介してくれて。

 

鈴木:あの、それ不動産屋さん?それとも住宅メーカーの方?

 

チカツ:住宅メーカーの方が。

 

鈴木:あ、住宅メーカーさんもね。

 

チカツ:その方が紹介してくれて。1つ、それ気に入ったんですけれども。

 

鈴木:1つ。1つ紹介してくれた?

 

チカツ:それ、気に入ったんですけれども、やはり少し比較してみたいってことであと2、3個紹介してもらって、「あ、やっぱりここだな」と決めました。

鈴木:じゃ、3分の1で決められたってことなんだ。

 

チカツ:そうです。

 

鈴木:すごいよね!どう?実際のお客さんで3分の1で決められる?

 

風見:決められないです。レアケースだと思います。

 

鈴木:そうだよね。俺が知ってるお客さんも、30枚持ってってもなかなかいいのがないとか。普通だよね?

 

風見:30枚でやっと1個2個みていいかな、くらいの。

 

鈴木:そうだね。

 

チカツ:じゃあ、本当に珍しいパターンだったんですね、私は。

 

鈴木:珍しい。

 

風見:珍しいパターン。

 

鈴木:多分、3分の1くらいで決まるんだったら不動産屋さん、もっとがんばって仕事すると思う。

どうしても30とか紹介してもなかなか決まらないってなるんで、

不動産屋さんもなかなか土地紹介に動けないっていうとこ、どうしてもあるよね、やっぱ。

 

風見:要望の土地がないっていうのもあるのかもしれないです。100%希望の土地ってないと思うんです。

 

鈴木:何かやっぱり引っかかるか。

 

風見:そうですね。土地の大きさとか向きとかもあると思うんですけど、あと金額で合わないとか。

 

鈴木:まあねえ。いくらでもいいんだったら。ある程度自由なんだけど。

 

風見:ついこの間、野田市のお客さんであったのは土地は気に入ったんだけども、環境がダメでやめたとかってありました。

 

鈴木:実際にどんな環境があれだったの?

 

風見:畑地みたな感じで中に入るところだったんですけど日当たり抜群で、土地の大きさもやっぱり80坪くらいあっておっきかったんです。

 

鈴木:大きい?

 

風見:ただ、目の前との家がやっぱり進入道路なんで、3メーターなくて、2台すれ違えない。売れないから土地下がってるんで。

金額が本当に「え、野田市のここでこれくらいの金額?」ちょっと金額言えないんですけど、「こんな金額で買えるんですか?」みたいな形で話して。

やっぱり…うぅん…条件というから環境がすごい大切だなみたいな。

 

チカツ:安くても妥協はできない。

 

風見:実際に自分も見に行ったりとかはして、すごいいいとは思ったりしたんですけど。

 

鈴木:車は入れないの?

 

風見:いや、入れますけど、入るのに、野田市も車社会なんで向こうから来たらバックして出れないんです。正面が国道で、通行量が多いんで。

 

鈴木:へえ!

風見:それを週に一回やったら、もうブルーかなとかって話になって。向こう隣も例えば、出て入って来ちゃったら、また入んなくちゃいけないとか。そんなのでトラブル起こしたくないから、ここはやめます、みたいな。

 

鈴木:へえ。確かに。その条件だとそうなる。

 

風見:今回は本当に環境が大切だなって思いました。

 

鈴木:なるほどね。

 

鈴木:ところで、さっきのお客さんっていうのは、条件で環境悪いからっていうことで買わなかったでしょ?その後はどうしたの?

 

風見:その後、悩んでダメだなって結果になった時に、「これと同じ条件の土地ないですか?」って不動産屋さんに行ったんです。

 

鈴木:なさそうだけど。

 

風見:最初「ない」って言われてて、どうしてもその地域じゃないとダメなの?って言ったら、「いや、この条件がいいんです」って言って隣の街で、部落であるよって話が出たんです。

それで、その時に「そこ検討したいんですけど、その部落のところでもう少し出してくれないですか」って言ったら4枚くらい追加で出してもらったり。

実は決めたとこは違うとこなんですけど、

本当に同じような畑地っていうか入り込むような土地で日当たりもいいし、価格帯ちょっと高かったんですけど、条件同じみたいな。違うのは商店街までの距離だったりとか、学校近くなったりしてそういうのはメリットあったなっとかって感じで。ああ結構いい不動産屋さんでいい紹介してくれたなあ、みたいな。

その時に同じような内容の土地を4つくらい出してくれて「あ、この地域もありだな」みたいな。

「風見さん、この3枚のうちこの2枚見に行ってもらいたいんですよ」って、また見に行って、

そしたら、そのうちの1個が前面道路が広くて、日当たりが良くて、隣に家が建つ予定がないみたいな。そういうところなんです。話をしていくと、計画もそっちの新しくみつかった方がよくて、「じゃあここにしますか」で、そこで間取りとか本格的に始まって。決めるまでに時間かかりましたけでも。

 

鈴木:期間はどれくらいだったの?うちにきてからしかわからないと思うけど。

 

風見:スズモクにきて土地決めるまで、3ヶ月かかってないです。2ヶ月くらい。

 

鈴木:うちの感覚的で言うと、早い。

 

風見:早いです。

 

チカツ:通常、どのくらいなんでしょうか?

 

鈴木:長い人、2年、3年、よくある。よくある。

 

風見:こだわっちゃうと、長くなって。あとは要望をどこまで自分で譲れるか。

 

 

鈴木:土地決めて住むと、どうしても手軽にどっかに変えられるってこともないから。

 

チカツ:そうですね。

 

鈴木:だからこだわっちゃうんだろう。

 

風見:でも100%自分の要望がかなう土地って、なかなかないと思うんです。

 

鈴木:ない、ないだろう。あ、あれだよ。結婚に近いかなって気はする。

 

風見:ああ!その感覚、あると思います。

 

鈴木:こういうところだから、奥さん100%じゃありませんとは言えないだろうけど。

言えないだろうけど、ちょっと似てるよね?

 

風見:似てますね。

 

チカツ:なるほど。わかりやすいです。

 

風見:やっぱりそうなってくると、どこまでOKでどこまでダメかが土地でも同じになってくるのかなみたいな。

 

鈴木:あとはその条件によって、愛せるかどうかもきっとあるよね。

土地も条件だけじゃないんじゃないかなって気がして。駅から近い、大きさがいくつ、そういうのだけで選んでいくと、なんか土地も味気なくない?

 

風見:逆にそれだけじゃ選べないと思うんです。やっぱし環境だけではなくて、まわりのお客さん・・お客さんって言いかたは変ですね。

近住住民の方の良し悪しとか、例えば同世代がいっぱいいるとか。そういうのもよく話に出てくるんで。

 

鈴木:年代層違ってると、ちょっとあれか。

 

風見:そうですね。微妙な話があるのが、今の話とはちょっと違うんですけど、

実家の近くがいいのか、実家からちょっと離れてた方がいいのか。もっと…。

 

鈴木:ああ、それは。いろいろ微妙な話になるよね。

 

風見:はい。そういう意味で土地が見つからないって言ってる人もいます。決まった土地が…。

 

鈴木:見つけたくないってやつね。

 

風見:いや、決まってもお父さんに反対されたりとか。「そこ、遠過ぎるよ」って反対されてダメになったりとか。

 

チカツ:近い方の希望が多いんですよね?

 

風見:お孫さんに遊びきてもらったりとか。

 

鈴木:自動的になるもんね。

 

チカツ:ちなみに私は3キロくらいでした。実家から。

 

鈴木:あ、近いんですね。

はい。そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。