建物の室内のデザイン サンゲツトレンドセミナー

家づくりのモヤモヤ047(2016.06.04)

鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。皆様、よろしくお願いします。

今日はスズモクメンバーの私鈴木と浅野、倉持、風見の4人で進めていきます。よろしくお願いします。

 

浅野・倉持・風見:よろしくお願いします。

 

鈴木:今日は建物の室内のデザインって言うことをテーマに行きたいんだけど、あれ?とくい?そうでもない?ちなみにさ、お客さん側から、こういうデザインがいいとか、こんな風にして行きたいっていう話は結構出るでしょう?

 

風見:出ますね。はい。

 

鈴木:その中で、最近こういうのが多いなって言うのとか、そういうのある?

 

風見:ありますね。今私が新築で打ち合わせをしていると、やっぱりナチュラル系みたいなかたちで、ドアがペールとか、そういう黄色っぽいやつ、で、フローリングも同じようなかたちで統一するデザインが少し増えて来たなっていう感じがしますね。

鈴木:ペールって明るい色のやつ?

 

風見:明るい色ですね。木目調の。

 

鈴木:明るい。木目調のやつ。うん。

 

風見:ちょっと前は、下が、フローリングがダーク系の色で、よくアメリカのボードナットとかがあって、でドアが白みたいなのが流行ってたんですけど、今はそれ、少し落ち着いてきたなっていうイメージはあります。

 

浅野:一時期そういうの、すごくなんか流行って、皆さんそうしてた感じがしますけどね。現場とか見てると。

 

鈴木:ああ、そうだね。

 

浅野:深い茶色系の奴を貼ったりとか。建物もそれに合わせて、そういう風にしちゃったりとか。

 

鈴木:あれ?最近はそういう流れになってるの?明るい方が増えた?

 

浅野:どちらの現場も僕、結構やっぱり行くので、まあ社長の現場も、風見さんの現場も。明るい木目調の物が結構増えてきたんじゃないかなと僕思うんですけど、どう思いますかね。

 

風見:私も若干、着実に増えてて、1つの理由としては、どんなイメージですか?って聞いた時に、お客さんってイメージ少ないじゃないですか。
こういうのがいいなってとかって言うのもあるんですけど、家窓参考にしてる人が多いんですよね。
家窓が、結構明るいものが最近増えたなって言うのがあって、それで選んでる方が多いなって言う感じはするんですけど。

 

鈴木:ああ、でも雑誌とか、写真とかで選ぶとどうしてもね、ちょっとトーンの、ダーク系と、白とかの組み合わせが写真映えするから、そっち選んじゃう方向が強いんだよね。
それで、多分一時期ずっとそういう系等が増えたなって言うのがやっぱあるし。
明るくっていったら、雑誌から選ぶかな?って言うのもあってね。

風見:あと、今住んでるところのアパートがこうなんで、このイメージがいいんですよとかっていうイメージで、結構アパートとかって暗いトーンのところが少ないじゃないですか。

 

鈴木:アパートそうだね。明るくしてあるよね。

 

風見:で、そのままのイメージを持ってきたいって言う人も結構多くて、今住んでるのが明るくていいのでとかって言うと、カラーサンプルありますとかって話で、あと、フローリングの色のサンプル出したりして、あ、これとこれですみたいな形とかがよく、多いですね。

 

鈴木:なるほどねー。確かにさ、明るい色選ぶと、そんなにこう、いろんないろ混ぜてったりしないよね。大体統一するよね。

 

風見:うん。あと、結構失敗しないのかな?って思ったりはしますけど。

 

鈴木:あ、それはないね。

 

風見:私がこう、提案してて、風見さん失敗しましたよって言われるのが嫌なんで、外さないのをやっぱり選ぶって言うのもありますよね。

 

鈴木:なるほどねー。

 

風見:社長、そういう経験ないですか?

 

鈴木:俺、ほら、まあまあデザインに自信があるからね。でも、そうだね、正しいデザインはこうだとかもやっぱ、あるんだけど、その人がどう捉えるかって言うのも結構重要だから、ね?これがいいんですって言ってるやつが、いや、デザイン上おかしいからやめましょうとは言いづらいですね。

 

風見:そうですね。それありますね。

 

鈴木:そう。一応本当に止めなくちゃいけない時は止めるけど、ね、その希望が叶う、そのやり方が間違ってるんだったら、ちょっと、ね、ちゃんと正しい方向に少しは向けるとかね。

そういうのはやるけど、でも、あとあれだね。夫婦間でバラバラの意見。

 

風見:あー。ありますね。

 

鈴木:出ちゃうでしょう。あと、このデザインがいいんですっていう、何とか風デザインって世の中には一応あるけども、そこまでは行かないわけだから、そこを外して、デザインがいいか悪いかってなってくると、単純に感性でね、その夫婦間がどう思ってるかだけになっちゃったりするんだよね。

 

浅野:そうですね。

 

鈴木:そういえば先日うちの会社でサンゲツさんのメーカーだっけ?

 

倉持:そうですね。

 

鈴木:トレンドセミナー行って来たよね?

 

浅野・倉持:行ってきましたね。

 

鈴木:今年のトレンドはなんだ、みたいなやつ。あれ、どうだった?

 

倉持:そうですね。なんかもう、4つぐらいにいろいろ分かれてたんですけど、資料をベースにしてる物だったり、もう、ガーンと赤入れちゃったりとかして、
ちょっと私はそんな勇気ないなとか思いながら見てたんですけど、
でも他にも、なんかもうグリーンとかのグラデーションを使ってたりして、柔らかい雰囲気出してたりとか、そういうのも結構魅力的だなと思って見てましたね。
新しい物に気づけたような気がしました。見ててどうでした?浅野さん。

 

浅野:僕もトレンドセミナーとか行くの初めてだったんですけど、
今のところ、デザインって言うものが、さっきの話にもあった、
白いだったり赤いものだったりとか、あとグラデーションとかいろいろあったんですけど、自分、見た感じなんですけど、
なかなか住宅ではこう、ちょっとチャレンジしたいなって言う感じのデザインのものではなかったものも多かったんですけど、
ちょっと真似したいなっていうのもあったりして、

 

倉持:そうだね。

 

浅野:青いものに赤いものを付けたり、全然反対色みたいな色を使ってコーディネーションをするとか。

 

鈴木:ああ。ちなみにさ、色だけで言われるとこう、ピンと来ないんだけど、どんな空間作ってるってことなの?

 

浅野:空間、空間で言うと、

 

鈴木:いや例えばさ、宇宙が出来てましたとかなんか、あるでしょう?そう言うの。

 

浅野:なんて言えばいいんでしょう。

 

鈴木:なんか、赤と青で反発するって言われただけじゃあ、なんかピンと来なくて、
赤とね、青が来たら、黄色としてガンダムかみたいな感じになっちゃうからさ。

 

浅野:ああ。それもそれでいいですよね。ガンダムカラーの家みたいな。

 

鈴木:そう。うん。それじゃなかったでしょう?

 

浅野:それではなかったです。なんて言えばいいんですかね?そこまでうまくまとめられないんですけど。どうでしょう、風見さん。

 

風見:そうですね。イメージ的にいうと、例えばよくテレビなんかで出てくる高級ホテルとかあるじゃないですか。そのイメージが私はあって。
例えば先ほど倉持さんがいったような、白をベースにしたって言うのは、なんか高級ホテルでのところで色が揃ってるみたいな。
そこに例えば赤とか紫にアクセントが入ってくる。
で、もう1つ言うと、同じような空間でも、カーテンとか、ベッドとか、そういう物を、統一しながらもクッションだけ変えてますよとか。

 

鈴木:ああ。なるほどね。

 

風見:というイメージで空間とかは、揃いながらも、いろんな提案が出来るよみたいな。
そういうイメージで、私は結構捉えたんですけど。

 

鈴木:なるほどね。じゃああれか。壁紙とか、床とか天井以外に、家具とかもそこに入るっていうことかな?

 

倉持:そうですね。

 

鈴木:単純には真っ白な部屋に赤いベッドとか、そういうこと?やりすぎだけど。

 

浅野:極端に言えばそんな感じですよね。

 

鈴木:極端に言えば。

 

風見:でも一番言ってたのが、やっぱ壁紙の他に、よく座るソファーとカーテン。
これは存在感があるっていうことで、色の取り合いをちゃんと見た方がいいですよって話はしてましたね。

 

鈴木:ちなみにその時見に行って、なんかこう、お気に入りのなんか組み合わせみたいなのって、なんかあった?倉持さんどう?

 

倉持:お気に入りですか?

 

鈴木:そう。個人的なお気に入り。

 

倉持:もう柄物の白い壁紙があって。

 

鈴木:それが柄なのね。白で柄なのね。柄が付いてて。

 

倉持:柄が付いてて、それで、他のクッションとかに、もうちょっと落ち着いた黒とかの物があって、逆にそっちが目を引くように。

 

鈴木:モノトーンみたいな感じなの?

 

倉持:そんな感じです。

 

鈴木:床はどんな感じだったの?

 

倉持:床はちょっとあんまり、床はなかったです。載ってなかったです。

 

鈴木:ガラスだった?

 

倉持:ガラス、、そういうことじゃなくて、壁と物と、あとカーテンで。

 

浅野:枠のそのセットで入ってたんだよね。

 

倉持:そうですね。

 

浅野:床も確かにイメージあったんですけど、そこまで多分、そこまで、ガッチリはやってなかった。

 

鈴木:なるほどね。浅野君はなんかこう、気に入ったやつあった?

 

浅野:いえ僕、個人的になんですけど、結構家に居る時はカラフルな色の空間がかなり好きで、黄色とか赤とか青とか、虹色みたいな感じでもいいんですけど、
それがストライプ調のカーテンに、色を使った壁紙だったりとか、あとクッションの素材だったりとか使ってる空間はかなり好きです。

 

鈴木:へー。なんか、聞いただけだど、そんなに良くなさそうだったけど。

 

浅野:そうですか。色々な興味が。

 

鈴木:目が忙しそうだなみたいなね。

 

浅野:だから見ててこう、明るく居たいなって言う気持ち。自分がこう、色を見て少しでも気分がこう、上がればなと。
ちなみに僕今、ピンクです。部屋の中。赤もあるけど。

 

鈴木:なるほどねー。

 

鈴木:風見はどう?

 

風見:いろんなイメージ今、倉持さんとか、あったんですけど、自分の中であったのは、和調の中とか、あと洋調って言うか和風のこう、例えばつくりにしますよね。
こう、緑の壁紙とかにして、下の畳で。
そこに、その違う物の色のイメージ、例えばピンクとか、今言ったような、そういうのも、アクセントでアリなのかな?みたいな。

鈴木:今のは新しいっぽいね。

 

風見:そうですね。そう言うのは、やっぱし、ドンッてカーテンとかそういうのであるのと違って、ワンポイントがあると、目を引いたりとか、あとアクセントになったりとかって言うことで、参考になったなというとこはあります。

 

鈴木:なるほどね。そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。