家づくりのモヤモヤ044(2016.05.14)
鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。皆様、よろしくお願いします。今日はスズモクメンバーの私鈴木と浅野、倉持の3人で進めていきます。よろしくお願いします。
浅野・倉持:よろしくお願いします。
鈴木:今日のテーマはインテリアっていうことで行きたいんだけど、お客さんの話とか、個人的なものでもいいけど、例えば今の自宅とか、こだわったとか、仕事上でこんなこだわりがあって、こんな思い出ありますよみたいなのある?
浅野:そうですね。僕、一人暮らししてた時、ちょうど4年前ぐらいの時にインテリアってデザインとかもあると思うんですけど、僕の場合、機能面にすごくこだわりまして、ベッドなんですけど、やっぱり腰がそんなによくはないので、高反発でなおかつよく眠れる枕とベッドを買おうって言うことで、実際に東京に行って自分の姿勢のラインを測ってくれる測定器って言うのがあって、それで測定してそこで1回作ったことあります。枕と、ベッドのマットレスも。
鈴木:なるほどね。今も使ってるの?
浅野:いや、今は実家に戻って来ちゃったんで、実家の部屋のスペースがちょっと狭いので、それは手放したんですけど、枕は今でも使ってますね。
鈴木:なるほどね。新しい家作る時も、ベッド含めて提案した方がいいのかも知れないね。
浅野:そうですね。睡眠時間、何気に人生の中で結構使ってるので。寝る時間も快適に過ごそうということで。
鈴木:なんかね、壁とか天井、床変えてもなかなか、そんなに寝心地よく、、たぶん難しいよね?
浅野:難しいですね。
鈴木:建物、技術は色々あるけど。空気を変えるとかね。いろいろあるんだけど、でもベッド変えるのが早いっちゃ早いね。
浅野・倉持:そうですね。
浅野:それが一番すごく寝心地がいいです。
鈴木:うん。倉持さんなんかある?
倉持:そうですね。私も5年ぐらい前に建てた家に今住んでるんですけど、それは私の部屋が、ちょうどもうその頃は受験とかだったんで、やっぱり明るい部屋で勉強がしたいということを伝えて、壁紙も明るくして、
鈴木:明るいっていうのは?赤いとか?黄色とか?
倉持:そういうのじゃなくて、
浅野:赤いっすねーって。
鈴木:やる気が出るらしいからね。
倉持:白い感じでまとめて、明るい部屋にしたいって伝えて、集中力が上がるようにということで。
鈴木:集中力上がった?白いやつで?
鈴木・浅野:上がってなかった?
倉持:上がってないですね。
鈴木:あれ?順調に勉強出来たって事じゃないの?
倉持:勉強は、頑張りましたけど、そういう、いい空間で勉強することは出来ましたね。
鈴木:インテリアって言うとやっぱデザインっていうところで、結構行きがちなんだけど、好きなデザインとかってある?個人的に好きなのもそうだし、進める時に好きだっていうのもあるよね。
浅野:好きと言うよりかは、憧れに近いんですけど、今の生活はソファの無い生活が結構長かったんで、2人掛けとか3人掛けでも、1人掛けでもいいんですけど、ソファがある生活って言うの、すごく憧れていて、あとその中でもイタリアンレザー調のやつはこう、買って生活したいなっていうすごい憧れはありますけど、その家の雰囲気とかもあるんで、それが絶対出来るかというとそうではないと思うんですけど、そういう雰囲気、合わせて作れたらなー、なんて言うのは思ってたりします。
鈴木:でも買えば済むんじゃない?って思っちゃうけど、そうでもない?
浅野:何がですか?
鈴木:その、ソファを。ソファに合わせて行けばいいんじゃないの?
浅野:やっぱそうなんですけど、家、僕が建てる時って、やっぱり誰かしらもう1人いると思うんですよ。
鈴木:あんま1人でなかなか建てないよね。
浅野:その人の好き、好みもありますから、それが合えばの話ですよ。
鈴木:ああ、そっちが合わなかったのか。
浅野:いや、合わなかったらって言うか、今いないんですけど。1人で。合わなかった場合はそうなるかも知れないんで。それにはすごく憧れますね。イタリアンレザーには。
鈴木:でもあれだよね、本当に色とかっていうより、家具とか先に、なんかこんなのがいいって言うので、なんか決めて行くのありってことだね。
浅野:それに合わせて家を建てて行くって言うのも、、
鈴木:そうそう。色でこう、追ってったデザインって言っても、所詮四角で色が付いただけだから。
浅野:まあそういうもんなんですけどね。
鈴木:やっぱ家具とかから追ってく方が、何となくイメージが出るのかも知れないね。
浅野:そうですね。
鈴木:家具があって、室内の色とかがあって、照明とかがやっと出てくんのかな?
浅野:家具によって照明も結構変わってきますもんね。デザインとか。
鈴木:うん。そうだよね。インテリアだと、奥さんと旦那さんで意見が違う事って結構あるんでしょ?
浅野:うん。ほとんどそんな感じがしますけどね。
鈴木:それってみんなどうしてる感じだった?
浅野:僕、この間、お客さんと少しお話になるだけかなと思ったんですけど、最初は。やっぱり奥さんと旦那さんの思い描いてる家具を置きたい。もうそもそものデザインが違うみたいな。どちらかというと奥さんの方が、ナチュラルなこう、木製の、例えばソファだったら、木製のフレームで、布系の。旦那さんはレザーチックに。みたいな。
鈴木:家の雰囲気はどんな感じの家だったの?
浅野:家の雰囲気はですね、薪ストーブもあるお家ですから。
鈴木:ああ、薪ストーブね。
倉持:おおー!
浅野:ってなるとですね、僕もちょっと薪ストーブあれば、ロッキングチェアとか置きたいなとか、思うので、どっちかって言うと、奥さんが思い描いてる家具の方が、お家のイメージに合うんじゃないかな?って言う。
鈴木:ちなみに旦那さん、その家のその、もともと、そもそものデザイン自体は、旦那さんは好んでなかったの?
浅野:そういう訳ではないんですけど、やっぱり憧れって言うのはあるじゃないですか。例えばさっきの、僕も話したと思うんですけどちょっとそう言うのは、家の雰囲気には、何となく合っていないのは分かってるんですけど。でも、みたいな。
鈴木:たまたまテレビで見たやつなんだけど、スーツのシャツに、バスケットボール選手の服を着てるファッションがどっかでやってて、
浅野:どう言うことですか?
鈴木:あり得ないよなって言う。いやあの普通にワイシャツを着て、ネクタイして、その上が、バスケット選手のユニフォーム。
倉持:えー?!
鈴木:で、ズボンもバスケットのズボンで。
浅野:あの、半ズボン?
鈴木:半ズボンで、そう。靴下はスーツとかに履くような靴下で。
倉持:え?なんなんですか?それ。
浅野:ちょっと僕は受け入れられないですね。
鈴木:うん。好きなの集めちゃうと、そうなることもあるってことだよね。
浅野:本人にとってはそれがもう、ベストってことですよね?
鈴木:揃えればさ、別にバスケットのやつはバスケットのやつで、
倉持:うん。そうですね。
鈴木:まあ、そのノリだよね。カッコいいよね。混ぜちゃうとよくないってことだよね。
浅野:まぜるな危険って言うやつか。
鈴木:うん。見た感じね、危険だった。家の中もそうしないとね。そうした方がいいよね。
浅野:そうした方がいいとは思います。
鈴木:じゃあ、どうやって意見まとめるかだね。
浅野:なんで、自分の部屋だけやっぱそういう環境にした方がいいんじゃないですか?とか。
倉持:うん、うん。
鈴木:なるほどね。みんながいるところはちゃんとまとめて、
浅野:その時にはちょっと僕も、そこまで言い切れなかったんですけど。やっぱり濁して、こっちの方が雰囲気は合ってると思いますみたいな。今だとやっぱり、自分の部屋があるわけですから、そこに、だったら自分の好きな空間にしていいんじゃないのかなと。
鈴木:ああ、なるほどね。
浅野:リビングとかダイニングとか、共有スペースのところをそれやっちゃうと、ちょっとどうかなっていう。
鈴木:うん。
倉持:確かにそうですね。
浅野:製品空間だったら、やっぱり自分の、空間ですか?と、ご自分自身かなと。
鈴木:なるほどね。でも、つまりこう、全部を調和して、バランスの取れたインテリアにした方が、一般的にはやっぱりいいよね。
浅野:それはもちろんそうですね。
鈴木:一般的には良くて。ここにいるメンバーの意見もそうでしょう?やっぱりトータルバランスがいいのがいいよね。
浅野・倉持:そうですね。
鈴木:雰囲気に家具も合ってる、中も合ってる、それがやっぱりインテリアって事だよね?
倉持:はい。
鈴木:そうじゃない答えを出し続ける人にはなんて、提案したらいいかな?
浅野:難しい話になってきましたね。やっぱりインテリアの部分で、例えばレザーの置きたいって言うんであれば、家の雰囲気をそういう風に合わせてデザインコーディネートしいていく、どっちかに合わせる方がいいんじゃないのかなと僕はもう、最初の段階で。
鈴木:じゃあ、最初か?
浅野:最初ですね。
倉持:そうですねー。
鈴木:間取り決めてからそういうの決めるんじゃなくて、デザインありきでやって行く?
浅野:そうですね。最終的には建物だけじゃなくて、家具を置いたりとか。その人たちが住むわけですから、自分たちが好きなデザインって言う物をちゃんと、明確にある程度捉えて、それに合わせて建物だったり家具の配置だったり、決めてくべきかなと僕は思ってるんですけど、どうでしょうかね?
鈴木:そうだねえ。その方がまあ、まとまるよね。後はきっと、予算とか。
浅野:まあそこは・・
鈴木:ね。デザイン、かけようと思うといくらでもかかるからね。
浅野:そうですね。
鈴木:そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。