家づくりのモヤモヤ018(2015.11.07)
鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。
今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。
皆様、よろしくお願いします。
今日はスズモクスタジオで、メンバー四人。私鈴木と、風見、浅野、北島で進めて行きます。よろしくお願いします。
じゃ、よろしくお願いします。
風見・浅野・北島:よろしくお願いします。
鈴木:今日のテーマは、家づくり自体がそもそもなぜ必要なのか、本当に要るのかっていうテーマで行きたいんだけど。要る?
風見:要ると思います。
鈴木:要る。やっぱり。どんな時にそういうのって、お客さんの話でもいいし、自分の考えでもいいし。
風見:まずはやっぱり住むところ確定させたりするのに、アパートだと最終的に自分のものにならなかったり。
鈴木:いつか引っ越すから。
風見:それと保証の問題とかあったりとか。私は実家に住んでるんで実際そういうこと心配ないんですけど、若い時はアパート引っ越したりとか寮に入ったりとか、住所違うとかどこにいるのかわかんないとかってよく言われたんで、確定するのにはあった方がいいと思うんです。
鈴木:自分はここにいるよ、みたいな。存在感みたいな感じ?
風見:そうです。
鈴木:なるほど。浅野君は?どういうこと?
浅野:家ですよね。夢だったりロマンだったりとか。
鈴木:あるよね、あるある。
浅野:やっぱり誰しも一生に一度くらい、こういう部屋に住んでみたいとか、願望は誰にでもあると思うんですけど僕の場合、囲炉裏のある部屋で。
鈴木:え!そんなとこ住んでんの?
浅野:住んでないですけど。あくまで夢。
鈴木:あ、夢ね。
浅野:あくまで夢の話ですけど。まだ建ててないですけど自分では。
囲炉裏ある部屋でちょっと煮物みたいなの炊きながら、お酒飲んだりとかしてみたいなっていうのを考えたいなっていう意味で、家を建てたいです。
鈴木:まだ奥さんいないからあれだけど。奥さんがいたら、多分賛成されないんだけど。
浅野:それはいいです。大丈夫です。
鈴木:でも、建築のプロ側に今いるから、作れないことはないと思うよね。
浅野:ないでしょうけど、あくまで僕の夢なんで。それはそれで。夢は大切ですから。
鈴木:大切だね。北島さんはどう?
北島:私は犬を飼ってるので、犬を自由に遊ばせたいっていうのがあって。それと、あと実家っていうところを作りたかったです。結婚したので、自分の子供が生まれた時とかに、ここが実家だよってちゃんとあるような感じにしたかったので、家を建てました。
鈴木:なるほどね。夢もいっぱいあった?
北島:あります。でも、ちょっと恥ずかしいんですけど、最初の打ち合わせで言った言葉が「シンデレラ城にしたいです」って言いました。
鈴木:シンデレラ城になったの?
北島:なりはしませんでしたけど。
近くやってほしいって話でやったんですけど、夢と現実はちょっと…。ってありました。でも、自分がこだわったところはちゃんと実現できたんでまだいいかな。
鈴木:シンデレラ城に何かがそういうのが含んでるんだ。
北島:とりあえずお姫様が住んでるようなおうちにしたかったんです。
鈴木:見たいな、それ。
北島:全然、お姫様は住んでないですけど。そういう、色合い的にもディズニーランドのシンデレラ城が好きで、屋根も青にしたりとかはこだわりました。
鈴木:なるほどねえ。時計もついてんの?12時になったら。
風見:鐘の音が鳴るみたいな。
鈴木:鐘の音なるとか。
北島:そこは主人にちょっと却下されまして、「俺も住めるような家にしてくれ」って。
鈴木:なんか優しそう。じゃあ、意見はどっちかっていうと奥さん側の方が強かったの?
北島:そうです。主人が選んだのはお風呂だけこだわってましたけど、あとは全部。
鈴木:お風呂だけだった。
北島:だけです。
鈴木:なるほどね。よく、よくあるから、そういうことは。
北島:はい。
鈴木:家づくり、必要じゃないって言われたことってある?
風見:でも、欲しい人が来るんで、来ない人は欲しくないのかと思ったりもするんですけど。
考えてないだけかわかんないですけど。会った人とか相談する人は、みんな欲しい。
個別の理由はいろいろありますけど。
鈴木:でもあれだよね。宝くじ当たったら何が欲しいって聞かれたら、別にアパートで一生そこでいい、賃貸でいいって思ってる人も、家欲しいって言う。結構テレビで。じゃ、やっぱり欲しいのは欲しい。
鈴木:家づくりが必要なのかっていうことで今日のテーマやってるんだけどもこれってその人個人個人もそうなんだけども、時期によっても結構違いあるよね?
風見:もちろんそうだと思います。
鈴木:浅野君、今、欲しいって聞かれたら?
浅野:めちゃくちゃ欲しいです。
鈴木:そら欲しいか。今必要かって聞かれたらそうでもない。
浅野:まあ一人ですから。必要じゃないっていうのもありますけど。
鈴木:結局奥さんの言うこと聞いて、家建てなくちゃいけないんだから。
浅野:それはわかんないですけど。
鈴木:今建てちゃいけないよね。
浅野:そうですね。奥さんの意見も取り入れる方がいいです。
鈴木:いや、そんなことない。奥さんの意見「が」大事な、旦那さんの意見「も」ちょっと取り入れた方がいいっていうくらいだから。
風見:やっぱり奥さん優先になるんですね。
鈴木:優先ですよね、北島さん?
北島:そうですね。
鈴木:旦那さん、お風呂だけだったもんね。
北島:そうなんです。
鈴木:そういうことだから。
浅野:なるほど。勉強します。
鈴木:これが30代になって、結婚して子供産まれたりすると、やっぱり欲しいとか必要だよね?
風見:必要になると思います、逆に。
鈴木:「静かにしろ」とか。「壁、汚すな」とか。「傷、つけんな」とか。
風見:それは家建ててもそうだと思うんですけども、「傷、つけんな」とかは。
鈴木:それはね、諦められる。
風見:あ、そうっすか。
鈴木:大丈夫だと思う。
風見:なるほど。
鈴木:あとは、友達家族のところに遊びに行きづらい。遊びに呼べないとかもあるかな。
浅野:なかなか呼びにくいっすね。
鈴木:なかなか。
風見:やっぱ交流だったりとか、交流だけではないんですけど、のびのび生活するっていったら、あった方やぱがいいです。庭だったりとか家だったりとか。
鈴木:ああ、そうだねえ。庭ね。坂東市とか住んでると、庭の感覚が。あるのが当たり前だと思っちゃうから。「え?広いの普通でしょ?」みたいな。駅から遠いのが普通になっちゃってるのはあれだけど。
これ結構正反対になる。やっぱり広いって、いいことだよ。改めて知ると。
風見:まあ考え方によっては。私は広くなくていいかなと思ってるんです。庭の手入れ、苦手なんです。
鈴木:ああ、なるほどね。
風見:それで、うちの父親は逆に大好きで。「そろそろお前もやれよ」って言われてるんだけども、「いやぁ〜…いや、いや」みたいな。
鈴木:ああ、そういうことか。
浅野:風見さんち、庭、すごいですもんね。
鈴木:すごいって?
浅野:いろんな木生えてたりとか。植栽がすごいんです。
風見:松とか。大好きなんです。あれ、引き継ぐんだって思ったら、ちょっと今のうちからブルー感はあります。
鈴木:全部切っちゃダメなの?ダメか。
風見:何とかの松とか、何とかの木とか、私もよくわかんないのがいっぱい生えてます。
鈴木:なるほどね。今度、40歳とか50歳になってくって考えると、どうなんだろう。
風見:私的には、あった方がいいと思います。ただ、その人によっては、40、50になってくると、建てらんないっていう時期とかもあったりするんです。
私がその状態で、母親が病気で、病気が治るまではちょっと何も動かさないでって言われてるので。タイミング的なものもあると思うけども、やっぱりそうすると、早い段階で建てとくべきだったなって、今、後悔はしてます。
鈴木:なるほどねえ。
風見:そういうの来る前に。
鈴木:じゃ、やっぱ、すぐ建てるって判断しなくてもいいけど、家づくりが欲しいとかやりたいって考えてるんだったら、早めに計画だけは立てといた方が良さそうだ。計画を立てて、やるかやらないかは、そのタイミング見ながら。
風見:そうですね。
鈴木:40、50越えてくると、なかなか計画立てづらい。俺もそうだったけど。
風見:立てづらいっていうか、立てらんないです。
鈴木:ああ…。子供もお金かかるようになっちゃうし。
風見:そうですね。
鈴木:現金いっぱい持ってれば。なかなかそうはいかないっしょ。
浅野:痛いっすね、はい。
鈴木:家建つほどのお金なんて。
風見:でもやっぱりスケジュールだと思うんです。私も今考えてるの、ちょっと個人的な話になっちゃうんですけど、父親はやっと「家建てていいよ」って返事あったんだけど、「一応母親と祖母が病気してるから、それ終わるまでは待ってて。あと好きにしていいから、お前の」みたいな。
ただ、「ただ庭もそしたらやるんだぞ」みたいな。
鈴木:庭の分も家にしても大丈夫?
風見:そんな大きい家は。今、そのスケジュール組んでたりするんで、いつできるかはわかんないんですけども、ただ、備えあれば憂いなしじゃないですけど、そういうのはやっぱり大切かな。
鈴木:大切大切。もしかしたら、その時期が遅くなっちゃうかもしれないし、もしかしたら違う道の方がいいのかもしれないけども、それがあることによってタイミングがあった時には絶対そうなるから。
風見:そうですね。
鈴木:ないと、そのチャンスも逃しちゃうことにもなるし。
そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。