外構工事の話

家づくりのモヤモヤ030(2016.02.06)

 

鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。

皆様、よろしくお願いします。

今日はスズモクメンバーの風見、浅野、そして私鈴木の3人で進めていきます。よろしくお願いします。

 

風見・浅野:よろしくお願いします。

 

鈴木:今日のテーマは、外構工事。

 

浅野:いいですね。

 

鈴木:で、いくんだけど、中には「外構工事なんかいらない、あとでやるから別にいらないです」っていう人もいるよね?

 

浅野:いますね。

 

鈴木:あとで大丈夫?

 

浅野:いや、あとでも大丈夫なことは大丈夫なんですけど、やっぱり最初の段階である程度計画しておいて、

例えばなんですけど、家にインターホンを、家にはつけると言ってるところも多いと思うんですけど、

それを外側につけたいとなった時は、それ専用の線を建物の中から引っ張ってこなくちゃいけないので最初の段階でインターホンとかつけるっていうのを計画しといて、あとでやるっていうのはいいと思います。

 

鈴木:じゃあ、まあ、家作る前に計画立てといた方がいいってこと、かな?

 

浅野:そうです。実際に、この間のお客さんもそうなんですけど、表札灯をつけたいっていう。建物の中でスイッチがついてるタイプの表札灯をつけたいっていうことだったんですけど。

 

鈴木:あの、勝手に夜になったらつくやつじゃなくて。

 

浅野:じゃなくて、です。

 

鈴木:あのスイッチで自分の名前を光るようにできるやつ?

 

浅野:はい。なんですけど、家はもう建ってしまっていて、電気の配線の方も、外側にボックスがあるコンセントのやつしかついてなくて。なおさら家の中にもスイッチついてないわけじゃないですか。

でも、スイッチをつけたいってなった時に、なかなかその状態からスイッチをつけて電線を持ってくるのって難しい。というかほぼ…。

 

鈴木:まあ、大変だよね。できないわけじゃないけど。

 

浅野:できないわけじゃないけど、余計に予算かかってしまったりとか。

本当はそこにかけなくてもいい費用を、違うとこに回せるのに、そこに費用を多くかかってしまって、ちょっと予算ができないものができてしまったりとかあるんで最初の段階でそういうふうに計画は絶対しといたほうがいいと思います。

 

鈴木:電源関係くらい?気をつけなくちゃいけないのは?

 

浅野:あと、建物の配置、敷地に対して建物の配置が、前が道路だった場合なんですけど、あんまり前すぎると

例えばワンボックス。今普通車で、ワンボックスの車を買い換えます。お子さんとかできてきたんで。ってなった時に、ワンボックスのが大きいので、そのままの駐車スペースだとちょっと入んなかったりとか。

拡大しようとしたんだけど、建物が近過ぎて広げられなくて、縦向きだったのを横向きに変えたりとか。

ていうのが必要になってくるので、敷地に対して建物の配置の場所も、予め、止める車を想定して考えとくのもいいですね。

↑実際のスズモク施工例

鈴木:「いいですね」って言っちゃった。

 

浅野:配置を考えとくべきだとは思います。

 

鈴木:じゃあ、計画はやっぱり最初の段階でやった方が。

 

浅野:最初の段階でやった方が絶対いいです。

それを例えば、カーポートか、駐車スペースとかっていう外構やった場合に、

先にとりあえず車は止めたいから、駐車スペースとインターホンだけ一時工事でやって予算がたまったら二次工事でカーポートとかちょっと芝生つけたりとかウッドデッキつけたりとかっていう、工事を分けて、二段階に分けたりとか。まあ、三段階でもいいと思うんですけど。

部分的に分けていくのも、計画を持って、やった方がいいと思います。

 

鈴木:ああ、なるほどね。じゃあ、計画は早めだ。

早めで、実際、最初新居の時はどうなの?一番最初の時は別に、何もやんないならやんないでもいいの?

 

浅野:まあ、そういった方もいるんですけど、結局やっぱ住み始めると、家が建った状態の時って、駐車スペース多分土だったりする場合が多かったりすると思うんです。

雨が降ってくると、車止めてぬかるんで、降りた瞬間に靴がべちゃってなったりとか。

 

鈴木:車入れんの?

 

浅野:入れないことは難しいと思います。

 

鈴木:じゃあ、雨が降ったら家の中に帰れないとか?

 

浅野:そう。入れたとしても。

 

鈴木:通勤、逆に朝出れないとか?

 

浅野:そうですね。予想、絶対とは言い切れないですけど、ある可能性は高いと思います。
鈴木:じゃ、やっぱり最初にやっとくべきなんだ、そこらへんは。

 

浅野:絶対やっとくべきだと思います。

 

鈴木:車なくて大丈夫な人、少ない?

 

風見:そうですね。

 

浅野:この辺だと、そうですよね。坂東市とか。

 

鈴木:坂東市、つくば市も駅からちょっと離れたら。

 

浅野:駅からちょっと離れてると、やっぱり不便です。

 

鈴木:具体的に外構工事考えたら、どんな内容が必要なの?

 

浅野:どんな内容といいますと、例えば塀だったりとか?

 

鈴木:あ、そうそう。そういう。

浅野:必要最低限ていうわけじゃないですけど、塀だったりとか、あと、ポストとか絶対。

 

鈴木:ああ、いるね。いるいる。

 

浅野:ポスト、絶対必要です。あと、駐車スペースだったりとか。あと、お子さんが遊べるよう、庭なんてあったら。

 

鈴木:ああ、それもあった方がいい。

 

浅野:それもあった方がいいと思うんですけど。あと、玄関行くまでのアプローチだったりとか。

 

鈴木:ああ、そうだね。泥だらけになっててもちょっと大変だし。

 

浅野:そこだけ歩いてくとこ、土でも歩いたら泥だらけですから。

 

鈴木:なるほどね。実際、これ、計画立てる時はどんなふうにしてるの?

 

浅野:僕の場合なんですけど、一番最初なかなか土地とか決まっていて、土地に対して、建物がどういうふうに建ってるかとか。あと、まず、お客さんがどういうふうな外構にしたいかとかイメージとかを。

 

鈴木:みんな結構イメージ持ってる?

 

浅野:なかなか持ってない。半分くらいです。

 

鈴木:持ってる人はやっぱ持ってるんだ。

 

浅野:「持ってた」っていう人もいたりもします。最初は「こういうの全然いいですよ」って言ってたのに、とかするんですけど、いざこういうイメージをちょっと作ってあげて見せたら

鈴木:パースね、パース。

 

鈴木:そう。「いやあ、実はお城みたいに」とか。

 

鈴木:お城かあ。どこのお城?日本?

 

浅野:外国のこう、レンガ積んであったりとか。ブロックのところは塗り壁みたいにしたいです、とか。もっとスタイリッシュにとか。庭からライト照らしてライトアップして、外から見てもかっこいい感じにしたいです、とか。

 

鈴木:ああ、なるほどね。結構話すとやっぱりいっぱい出てくる?

 

浅野:話すといっぱい出てきますし、まず最初にこういったイメージですか?って、イメージを作ってあげると、多分家でもそうだと思うんですけど。多分外構はもっとイメージつきにくいと思うんです。

 

鈴木:つきにくい。

 

浅野:なかなか車で通ったとしても、わざわざ外構見たりとか、お家は見るけど、外構見なかったりとか、皆さんそうだと思うので。

まず、イメージを作ってあげると、「いやあ、これちょっとイメージと違いました」とかのは、やっぱ話は出てきますね。

 

鈴木:ああ、あるよね。俺なんかも担当した人で、家がカッコいいって言ってるんだけど、外構がカッコいいだけって言ってるパターンもあるよね?

 

浅野:それもあったりもします。

 

鈴木:建物が、建物だけで見ていったら、別に特別にデザインとか作ったとかじゃなくて、普通に作って普通にやってるだけなのに、普通に作ったら普通に感じるよね、やっぱりカッコいい方にはなかなか入らない。

でも、これが外構工事をカッコよくやるだけで、建物ごとカッコよく見える。
浅野:そうですね。

 

鈴木:あと、逆に、建物をすごくカッコよく作っても、外構やってないと、何となくカッコよさが引き立ってこない。

浅野:例えていいのかわかんないすけど、料理とかも器とかで結構おいしさ変わったりしますもんね。

 

鈴木:確かに。そうだ。味同じなのに変わるから。

 

浅野:味同じでも、皿が、器変わるだけで結構。

 

鈴木:そうだよね。食堂で食べるのとレストランで最上階で食べるのと違う。

 

浅野:あと、雰囲気も全然違いますから。それの例えで合ってるか僕わかんないすけど。多分、外構もそう言ったイメージで。

 

鈴木:そうだね。じゃあ、おしゃれに家作りたかったら、絶対外構は考えとくべきだ。

 

浅野:考えとくべき。

 

鈴木:それに合わせて、間取りがそっちからも影響あるかもしれないし。風見のお客さんではどう?そういう。

 

風見:そうですね。今、進めてるお客さんで、一番最初から土地が小さかったんで、外構とセットで、例えば駐車スペースとウッドデッキと玄関とアプローチ、それをセットで浅野さんと入って、間取りを考えた人もいました。

 

鈴木:ある意味、広いと予算もかかっちゃうし、どうやったらいいかっていう悩みはいっぱい出るけど、ある程度ちょっとこじんまりとした方が、きれいに全部収まりやすいっちゃ収まりやすい。
風見:入ればですけど。

 

鈴木:あ、まあね。それは、ほら。

 

浅野:そこはうまく。

 

鈴木:そこはプロとしての頑張んないといけないところだから。

じゃあ、そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。

また来週。