外壁メンテナンス

家づくりのモヤモヤ065(2016.10.08)

鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。皆様、よろしくお願いします。

今日はスズモクメンバーの私鈴木と浅野、倉持、風見の4人で進めていきます。よろしくお願いします

 

浅野・倉持・風見:よろしくお願いします。

 

鈴木:今日のテーマは、外壁メンテナンスということで。最近雨多いしさ。

 

浅野:そうですね。雨も多いですし。

 

鈴木:結構青くなっちゃってるところあるよね。

 

浅野:そうですね。車で走ってると結構、青くなったかで、あれ?いつの間にか青くなってるっていうの、最近見かけますね。

 

鈴木:お客さんからの相談とかって何か?

 

浅野:そうですね。私の方だと、やっぱりリフォーム行ってる時もそうなんですけど、例えば水回りのリフォームに行ったとしても、外壁そう言えば緑っぽくなっちゃんだけど、これ、カビかねえ?みたいな相談を受けたりとか。 手つくと白くなるんだよねとか。

 

鈴木・倉持:ああー!

 

浅野:なんか、継ぎ目の部分、コーキングの部分が、割れちゃってるんだけど、これってまだ大丈夫なの?って言う相談はよく、頻繁に受けますね。

 

鈴木:ああ、なるほどね。え?つまり?カビと、

 

浅野:カビと、まあ外壁、これは塗装した方がいいのか?

 

鈴木:すごい年数経ってるってこと?

 

浅野:年数経ってるところで。あとはやっぱり継ぎ目の部分、コーキングの部分はどうしても。

 

鈴木:ああ。キーキングはちょっと早いからね。うん。

 

浅野:相談は受けます。その3つはよく相談を受けるんじゃないかな。

 

鈴木:その3つか。まあ多いかもね。

 

浅野:多いですね。で、どうしたらいいのか分からないというので、多分皆さん、大体の人は分からないので。

 

鈴木:うん。そうだね。

浅野:これは塗装の塗り替え時期なの?とか。なかなか、普通に生活してるだと分からないので。ついでにちょっと触って、ちゃんと資格も持ってますから。

 

鈴木:あれ、何の資格だっけ?

 

浅野:外壁塗り替え診断士という資格をちゃんと持ってますから。

 

鈴木:なるほどね。

 

浅野:10分ぐらいで、1面だけだったら、簡単にちょっと診断させてもらって。まだ大丈夫ですね。とか、もうそろそろ、あと2、3年ぐらいやった方がいいですね。とかいう話をしたりとか。

 

鈴木:大体ね。ほら、1面やればさ、そりゃあ1面が駄目なのに、他の面が大丈夫だってこと、ほぼないからね。

 

浅野:ほぼないですね。

 

鈴木:うん。大体一緒だもんね?じゃあ具体的に、塗り替えしかない感じなの? 外壁になんかあったら。

 

浅野:そうですね、あの、手がちょっと触って、白く着いたりとかなった場合は、素直に塗り替えとかしていった方がいいんですけど。

 

鈴木:それはどういう感じなの?手で触ると白いって言うのは。外壁の部分を手でこう、撫でおろすって言うんですかね。
手に付いちゃったらってことでしょう?

 

浅野:撫でおろして、裏返して手に白っぽい粉みたいのが付くんですけど、それが着いたら大体簡単な目安で言うと、それが塗り替え時期ですって言う。

 

鈴木:つまりそれは何、その白い、付いたやつって言うのは?

 

浅野:その外壁の、使われてる塗料だったりとか、日に当たることによって、劣化した部分の粉みたいな物なんですけど。

 

鈴木:あ、もう、塗装がそれで落ちてるってことね?

 

浅野:そうですね。

 

鈴木:まあ確かにそれだと、塗り替え、塗り足すって言うかね、やっぱやんないとだめだね。それだとね。

 

浅野:だめですね。で、まあ付くので塗り替えるって言う方法が、外壁には一番、ベストだなと思ってます。

 

鈴木:うん。まあその頃になるとさ、屋根とかも含めて、外壁だけが駄目って言うことも少ないでしょう?多分。

 

浅野:そうですね。外壁はそういう状態になってるっていう時は、大体、屋根の瓦だったりとか、あと雨どいも同じようにちょっと、色があせて来ちゃったりとか。 今は多分はアルミのサッシなんでそんなに、、。昔のお家だと、サッシの部分が、雨戸だったりとかが、色がだんだんあせて来ちゃって、薄くなったりとか。 ついでにやりたいって方は多いです。

 

鈴木:今だとベランダのFRPの床とかも、そういう時期になるよね。大体。

 

浅野:大体同じ時期ぐらいになりますね。何もやってなければ。

 

鈴木:で、それを見に行った時に、何年ぐらい経って、そう言われる事が多い? なんか俺の感覚だと、まあまあ、本当は塗り替えしなくちゃいけない時期には、全然そういう依頼はなくて、もう、どうしようもなくなってから、なんか、言われるような感覚が、俺はあるんだけど。

 

浅野:なるほど。確かにそういう感覚僕もあって、大体言われる時がですね、新築建てて、もう20数年経つんだよねって言う状態で外壁塗り直しましたとか、いや、全くしてないんだよねっていう状態の方が。

 

鈴木:やっぱりねー。

 

浅野:多いですね。まあ、いつどういう風なメンテナンスしたらいいのかとか、まあ、人から教えてもらうってこと、なかなかないので、いつやったらいいのか、タイミング分かんなくってさとか。

 

鈴木:そうだね。

 

浅野:で、お金も結構かかるよね。みたいな。

 

鈴木:うん。かかるかかる。

 

浅野:足場もかけなくちゃいけないってよく話聞くが、ついでだから屋根がもうちょっと汚くなってからがいいかなとかっていう人もいるんですけど、それだいぶ危険だなって思うんですけど。

 

鈴木:そうだね。見た目だけだもんね。

 

浅野:ふふふ。見た目だけなんで。そういう時はちゃんとしっかり、そこでお話させて。

鈴木:全部やらなくちゃいけないですよ。

 

浅野:全部やらなくちゃいけないですよっていう。

 

鈴木:外壁、塗装し直さなきゃいけない時って言うのは、外壁自体は、見た目的にはこう、耐久性ではもってるっぽく見えるんだけど、そういうことではないの?

 

浅野:そういうことではないですね。まあ見た目からするとまだ大丈夫だなって言う雰囲気、みなさんするお家が多いんですけど。

 

鈴木:うん。色がほら、綺麗か、綺麗じゃないかだけの差なのかな?みたいに、みんな思ってると思うんだよね。

 

浅野:そうですね。その、何でダメかって言うと、外壁だとその塗膜の部分で、例えば雨とか降った時はそこで水が中に侵入しないように防いでるんですけど、色があせて来て、その白い粉が付くって言うことは、その表面にコーティングされてる塗膜とか、剥がれて来てる、もしくはなくなって来ちゃってるって言うことがほとんどなんで。

 

鈴木:うん。

 

浅野:そのまま放置しておくと、外壁の中に水が、溜まりやすくなってきて、例えば冬場だと内部、外壁で内部結露して、水があるような状態が起きたりとか。 で、そのままほっとくと、その建物の構造自体にも、要は、外壁で水が止まらなくなっちゃってるので、中にも侵入して来ちゃったりって言うこともあります。

 

鈴木:なるほどね。でもそれ侵入してくるって言うことは、結局ほら、釘とか金具でとめてるわけだから、それも錆びちゃうわけでしょう?

 

浅野:そうですね。

 

鈴木:下手すると落っこちて来ちゃうよね。

 

浅野:そうですね。あの、ほんとうに、ひどいって言い方ちょっとアレですけど。 もう、まずいなっていうお家だと、もう外壁をちょっとこう押すと、前後に動く。

 

鈴木:ああー、動くかも知れないよね。ああ。それは分かる分かる。

 

浅野:で、今と違って、今はもう、通気工法でやられてる方がほとんどだと思うんですけど、昔だともう、釘でもう、

 

鈴木:うん。直接。

 

浅野:直接打って、間にはもう、空気層とかないので、その状態だと中にガーッって水がもう、全然乾かないので。非常に家自体の構造に良くない状況が。

 

鈴木:家が、ピンチってことだよね。外壁のリフォームは後でやればいいとかじゃなくてね。

 

浅野:そうなんですよ。ヒビとか割れてたら、特に、すぐ電話してくださいって感じですね。

 

鈴木:なるほどね。

 

浅野:はい。

 

鈴木:じゃあ、塗装まで行かない段階だとしたら、コーキングとか、カビとかあるけど、じゃあコーキングの方から聞こうか?コーキングとかは、実際割れてたりするの? まあ、よく気付いたなというところもあるんだけど。

 

浅野:そうですね。コーキングとかやっぱり割れて、外壁と同じことで、そこの部分でやっぱりつなぎ目の部分はそこで水が入らないようにちゃんとしっかりなってるので、そこは乾いてきて、割れたり取れたりしていると、その部分に関しては水が直接、雨が当たったりしてしまうので。

 

鈴木:うん。室内の中に入っちゃうってことでしょう?

 

浅野:室内に入っちゃいますね。

 

鈴木:構造体とかね。

 

浅野:はい。なので、割れてるなーとか、触ったら固いなとか思ったら、まず相談して貰えた方が。で、そうなった場合は、継ぎ足しだったり、全部剥がして、コーキングを入れ替えたりっていう工事は必要になって来ますね。

 

鈴木:あ、一部分、補修でいい場合もあるのか?

 

浅野:そうですね。

 

鈴木:ぜんぶ入れ替えって訳ではなくてね。

 

浅野:よくその、固くなったり、だめな部分が西側だったり南側があるんですけど、北側結構、日が当たらない分、長持ちしたりもするので、本来なら全部やった方がいいですけど、予算の事もあると思うので、せめてそこの南側と西側だけやったりとか。部分にわけてやったりする場合もあります。

 

鈴木:じゃあ実際に何年ぐらいを目安にしとけばいいの?

 

浅野:そうですね。コーキング部分だと、大体平均で8年から10年ぐらいは、結構点検が必要になってくるような感じですね。 それ以上もあればそれ以下もあるんですけど。 天候、日の当たり方によってだいぶ変わって、大体目安は8年から10年とされてます。

 

鈴木:一応その時点でやっても間に合うと言えば間に合うのかな?

 

浅野:間に合うと言えば間に合う。

 

鈴木:新築で建てたんだったらね、通気工法になってるだろうしね。

 

浅野:昔の、もうちょっと早かったりもするんだけどね。

 

鈴木:大体もう、アレでしょ?10年とかの年数じゃない、違う年数になってるでしょ?

浅野:そう。もうなっちゃってるんで、もう、それが見られたら、まず電話って感じですかね。1人で悩んでるとどうしてもアタフタしちゃうので。

 

鈴木:時間経ちすぎると、建て替えしかなくなっちゃうからね。

 

浅野:そうなんですよ。外壁、最悪のケースで行くと、外壁張り替えとか。

 

鈴木:ああ、そうだね。

 

浅野:それはすごく費用がかかっちゃうんで。定期的に、10年ぐらいを目安に外壁の方は、点検が重要な時期になってきて、定期的にこう、塗り替えの、コーキングの、やり直したりとか、必要になってきますね。

 

鈴木:うん。カビとかはどうなの?手軽に。

 

浅野:カビですねー。結構皆さん浴室のところの環境とか、あとまあ最初にお話した青カビとか、緑っぽくなってるなっていう部分は、自分でやろうとするとすごく大変だとは思うんですけど。

 

鈴木:うん。そうだね。家もさ、青カビ取る方法、一応開発出来たでしょ?

 

浅野:出来ましたね。はい。

 

鈴木:出来たけど、最初さ、いろんなやつ試してさ、落ちないんだよね。これがねえ。

 

浅野:落ちないんですよね。で、なかなか手の届く範囲外だとちょっと難しかったりとか。

 

鈴木:もう足場ガッチリやって、塗り替えしか落とせないんじゃないの?って気がしたけど、今だと結構手軽に落とせるようになったよね?

 

浅野:そうですね。手軽に結構、まあ2時間ぐらい頂ければっていうぐらいですかね。

鈴木:うん。まあ1回で落ちればでしょ?

 

浅野:1回で落ちればですね。

 

鈴木:2回、3回やらなくちゃいけない場所もあるから。

 

浅野:まあそれも本当に初期発見がすごい重要だなと思うんですけど、青くなっちゃったりとか、緑っぽくなっちゃったりとか、あと浴室のところは黒くなんか、なっちゃったりするお家もあると思うんですけど、なるべく見つけたら早めに相談って言うのが心掛けてほしいなっていうような気持ちはありますね。

 

鈴木:まあ後の方が、絶対お金かかるよね。まあ放置したい気持ちはあるんだけどね。

 

浅野:まあ、、。

 

鈴木:最初にやっちゃった方が絶対安いよね。

浅野:ほっとくと本当に、取り返しがつかなくなっちゃったり、どうしようも出来なくなっちゃったりとかっていうケースが多いので、なるべく、早期発見。

 

鈴木:はは。そうだね。

 

鈴木:そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。