風通し

家づくりのモヤモヤ049(2016.06.18)

鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。皆様、よろしくお願いします。

今日はスズモクメンバーの私鈴木と浅野、倉持、風見の4人で進めていきます。よろしくお願いします。

 

浅野・倉持・風見:よろしくお願いします。

 

鈴木:えー、今日のテーマは、まあ最近ちょっと暑くなってきたって言うところもあって、

 

浅野:暑いですね。

 

倉持:はい。

 

鈴木:うん。風通しっていう。

 

倉持:ああー。ふふふふふ。

 

鈴木:テーマで行こうと思うんだけど、今ほら、家ってさ、結構断熱性能上がって来てるから、もうなんでもかんでもクーラーってほどじゃなくて、大丈夫じゃないかな?って思ってるんだけどね。

浅野:そうですね。僕クーラーすごく苦手なんで。基本的には窓を開けるか扇風機くらいですね。家に居る時は。それで全然涼しいです。

 

鈴木:まあ扇風機あるとだいぶ違うよね?

 

風見:そうですね。

 

鈴木:今は、6月に入った時点で、クーラーとか、扇風機とかなんか、使ってる?自宅で。

 

風見:私のところは平気?じゃあ倉持さんから。

 

倉持:昨日扇風機出しました。昨日。

 

鈴木:あ、扇風機ね。クーラーじゃないんだ。

 

倉持:クーラーはまだ大丈夫です。

 

鈴木:へー。風見のところは?

 

風見:今はうちわを使ってるぐらいです。

 

鈴木:あ、うちわか。

 

浅野:さらに1個前ですね。扇風機の。

 

風見:熱い時にこう、バタバタあの、ご飯食べたりした後に、あおいで終わりみたいな。

 

浅野:それ、止まると暑くないですか?

 

風見:ううん。窓開けてるんで、それぐらいでちょうどいいかなみたいな。

 

鈴木:ああ、なるほどね。窓開いてりゃねえ。まだ今の時期だったらね。充分にね。うん。倉持さん違うんだ?

 

倉持:そう。昨日雨降って、窓閉めて寝て、夜中に暑くて起きちゃって、暑いー!って起きて、クローゼットの中にちょっと扇風機がしまってあったので、それ出して、つけてって感じで。もう耐えられなかったです。

 

風見:つけっぱなしで寝ちゃったんだ?

 

倉持:はい。

 

風見:体に悪いからやめた方がいいよ。

 

浅野:ちょっと温度って言うより湿度が気になるので、なんか、回すと。こんもりしてるのが嫌だ。なんて言うんですか。じめじめしてるって言うか。

 

鈴木:窓開けっぱなしでは寝てないでしょう?

 

浅野:あ、僕、そうですね。窓開けっぱなしですね。2階なので。

 

一同:ははははは。

 

鈴木:えー?

 

浅野:あの、昨日もですね、雨降ってきたじゃないですか。

 

鈴木:うん。降ってた降ってた。

 

浅野:うん。あの、ビショビショです。

 

鈴木:そうだよねー。うちもね、昨日、ついつい寝ちゃってね。開けっ放しで、で、朝起きて、閉めようと思ったら、かなりそこに水が溜まっててね、滑った。スルーと滑ってね。あぶねー!と思ってね。うん。

 

浅野:僕はそこまでじゃなかったんですけど。やっぱり吹き込んじゃったなって。

 

鈴木:あ、でも吹き込んだところは、上げ下げ窓で、上も開くタイプだったの。
で、上開くと、入るね。

 

風見:あー、そうですね。うん。

 

鈴木:そう。上げ下げで下しか開かないやつは、そんなやっぱり入んないけどね。上下開くともう、え?ここまで入るの?って言うぐらい、思ったより目測が、手前からやられてて。

 

風見:中に吹き込んでるってことだったんですか?

 

鈴木:そうそう。中に。うん。

 

浅野:僕ん時掃き出しだったんで。目の前にベランダもあったで。多少こう、触っても、ああ、ビショビショになるなって言うぐらいで。

 

鈴木:ああ、気づけたやつだね。

 

浅野:気づけるやつですね。床までは行かなかったみたいですけど。

 

鈴木:うん。なるほどね。でも家作る時にさ、風通したいんですとかっていう話題出る?

 

風見:出ますね。

 

鈴木:うん。そういう時どんな風にする?どういう風にしたいとかって、なんかある?

 

風見:だいたい、私のこう、いろいろ話を聞くと、やっぱり風通しの他に、光とかの絡みがあるんで、2階だったら、ホールから階段に抜けるような形。
風抜きと光採りを一緒にとるような提案をしたりとか、
あとどういう風に風が流れますみたいな話とか、地域によっては、こっち方向しか流れないんですんですよみたいな話とかあるんで、
こう、縦すべりの窓を、風方向に開けたりとか。

鈴木:あー、なるほどね。

 

風見:って言う風なこう、風を拾うような提案をしたりしてますね。

 

鈴木:あー、なるほどね。ちょっと防犯でさ、格子とかつかなくなるけど、その縦すべりとかでこう、風向きのとこに角度つけられる方が風はいいよね。

 

風見:はい。拾いますね。ちなみに社長はそういうのってないですか?風の話とかって。

 

鈴木:風のお話。ああ、風の話出るんだけど、もう東から西とか、南から北とか、そういうのは、暑い日はあんまり風出ないから、それを考えずに行きましょうっていう。

 

風見:なるほど。

 

鈴木:ははは。提案で行くんだけど。もちろん続きあるからね。

 

鈴木:まあさっきの話だけど、暑い日さ、窓開けても風、無くない?

 

風見:確かにそれは。ありますね。

 

鈴木:あっついじゃんとか思って。そう。欲しい時に風ないんだよね。

 

風見・浅野・倉持:ないですね。

 

鈴木:そう。で、風向き考えてやったところでさ、なかなかこう、ね?家のところこの、東と西を分けたら、スーって通りましたってあんまり聞かないよね?

 

浅野:聞かないですね。

 

鈴木:正直さ。うん。

 

浅野:全く聞かないですね。

 

鈴木:だからまあ、俺が提案する時は、飽くまで、2階、まあ2階建ての方が圧倒的に多いから、あの、あったかい空気は上に行くんだよね。必ず上に行くから、上で空気が逃げれるようにするっていうことと、
で、下からは空気を入れるっていうことを、常に考えた間取りとか窓の取り方って言うのは、ある程度提案するよ。

 

風見:うん。そうですね。

 

鈴木:うん。で、ちなみにね、1階と2階のなるだけ高い窓を開けると、どんな風に、温度変化とか、風が動くか分かる?

 

風見:そうですね。上にあったかい空気行くっていう形だったので、風が階段抜けて、まあ吹き抜けだから抜けて、上に上がってく?
下からだからリビングとか、開けた窓から入ってくるっていうイメージですかね?

 

倉持:うん。

 

鈴木:ああ。それ以上は科学的に、行かない?

 

浅野:流体力学っていう事ですか?

 

鈴木:そこまで言わないけどね。

 

倉持:はははは。

 

鈴木:え、言えんの?

 

浅野:いや、言えないです。そこまでは言えないです。

 

鈴木:いや、単純に言うと、あったかい空気が、上に行くって言うの、そこまでは知ってるよね?で、空気があったかいってことは膨張するって知ってた?

 

風見:ああ、そうですね。

 

鈴木:同じ温度が低いよりは高い方が空気の量、多いよね。風船でも膨らむよね?うん。
って言うことは、家の中で言うと、あったかい空気は上に行きます。
で、上に行くと空気は膨らむから、外に向かって圧力が働くんだよね。

 

浅野:うんうん。

 

倉持:うん。

 

鈴木:だから窓を開けると、そこから熱はすぐ抜ける。

 

風見:うんうんうん。

 

鈴木:あと逆に、上で空気が、圧力が抜けてるってことは、下マイナスになるんだよね。
上に上がる力があって、だから、1階の窓を開けた時には空気を吸い込む力が出る。
だから両方開けると、1階から空気が入って来て、暑い空気は上に行って、上に抜ける。

倉持:うん!

 

鈴木:だから、風すごく感じないけども、なんか涼しい風が吹いてくるじゃないんだけど、家の温度が下がる。

 

倉持:ふーん。

 

鈴木:そう。だからどっか1か所でもいいからなんかこう、出来れば天井に近いところで窓とかを1か所つけて置くと、今の時期なんかは涼しくなりやすいんだよね。

 

風見:そうですね。

 

鈴木:結構科学的でしょう?

 

倉持:うん!

 

風見:科学的ですね。

 

風見:そういうので、寝室とか、そういうところに高窓を付けたりとかって言うのは良くありますよね。社長も結構多いですけど、私も寝室なんかにつけたりする場合、結構多いですね。

 

鈴木:出来れば、階段のところが一番いいんだけどね。

 

浅野:あ、まあそうですね。

 

鈴木:開けづらいっていう難点があってね。そう。

 

倉持:うんうん。確かに。

 

鈴木:そう。ほんとはねえ、あそこにつけれて、やれると、ね?空気はこう、壁に沿ってスーッって行くからそのまま行くんだけどね。

 

風見:うん。流れやすいですね。

 

鈴木:うん。ただ階段のところにね、高い窓あると、掃除どうすんの?とかね。

 

倉持:確かに、確かに。

 

鈴木:そう。網戸とかもちょっと汚れた時、手入れどうすんのかな?みたいなところが増えるから、

 

浅野:うち、実際付いてるんですけど、僕以外多分、みんな身長低いんですよ。誰も届かない。

 

鈴木:あれ、窓を開けるのには、下から開けれるようになってるの?

 

浅野:あ、無理です。僕もはしご使わないと。はは。

 

鈴木:あ、開け閉めではしごがいるの?

 

浅野:そうです。ちょっと必要になります。これはちょっと諸事情がありまして。すごい本当に高い位置についてて、そういった意味では、なんか部屋の、家の中の空気を入れ替えるっていう意味では素晴らしい位置に付いてるんですけど、非常に開け閉めがしにくいっていう。

 

鈴木:こう、ね、リモコンで開いたりとかしないの?

 

浅野:ああ、それになるといいんですけどね、残念ながら出来ないで。

 

鈴木:リモコンで開くとか、なんか、

 

風見:チェーンとかですか?

 

鈴木:そう。チェーンとか引くとね、開くとかね。

 

浅野:チェーン、もうちょっと長くすれば出来るんですけど、あの、高いからいっかって言うので、結局誰もやらないで、僕が開けるっていうアレですね。たまーに。

 

鈴木:でもね、ある意味、クーラーとかつけっぱなしでも、そこは開けっ放しでいいかなって思うよね。

 

浅野:そうですね。

 

鈴木:あくまでも熱い空気が上に行くから。

 

鈴木:そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。