家づくりのモヤモヤ066(2016.10.15)
鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。皆様、よろしくお願いします。
今日はスズモクメンバーの私鈴木と浅野、倉持、風見の4人で進めていきます。よろしくお願いします。
浅野、倉持、風見:よろしくお願いします。
鈴木:今日のテーマは、風水・家相ということで。
倉持・浅野:おおー、気にはなりますね。
鈴木:え?気にして建てた家?
浅野:いえ、気にしては家は建ててないですけど、
鈴木:建ててないんだ。
浅野:例えばですけど、それを何かを取り入れて、何かがよくなるのであれば、少しはやってみたい気持ちはありますね。
鈴木:まあそれはそうだね。まあ金運がいいとかね。
浅野:金運とか上がるんだったらちょっと取り入れたいなと思います。
鈴木:ねえ。今の年齢だったら、恋愛運とかもやっぱ、多少は気にするでしょ?
浅野:いや、多少じゃないですね。かなり気にしますね。ははは。
鈴木:大事だよね。うん。で、実際さ、家作ってるお客さんからのそういう相談って言うのは、結構ある?
風見:ありますね。結構って数ではないんですけど、やっぱ10組の新しいお客さんやったとすると、1、2棟出てきますね。
取り入れるかっていう話はもちろんしますけど、やっぱおばあちゃんが、鬼門気にしてるんですよとか。
鈴木:ああ、気にするよね。
風見:はい。あとは水回りって北側にないとダメなんですよね。とか。そういうのが家族から来てるのかなと思ったりとか。あとは奥さんのブームなんですかね?
八宅風水取り入れたいんですとか。
鈴木:え?
風見:ないですか?社長そういうのは。
鈴木:いや、そこまで、なんとか風水とかって言うのまでは来ないな。
浅野:その話だけは聞いたことありますよ。なんか女性誌に取り上げられたりとか。たまにしてるの見たことあって、多分その影響かなと。
風見:うん。
鈴木:ま、俺、ほら、何年か前によくあったのは、ドクターコパの風水、なんとかみたいなやつは、あれはね、多かったね。そのころは。
浅野:それもよく聞いたことありますね。
鈴木:書店にも結構並んでたしね。
浅野:結構並んでましたね。
鈴木:実際家作るとなるとその風水とか家相で行くと、鬼門と水回り?
風見:そうですね。基本水回り。あとはIHもそうなんですけど、料理を使う
火の出るところ。あとよくあるのが、玄関の入り口の場所。
風見:向きだったりとか?
風見:向きとか、状況によっては、大きさだったりする時もあります。風水の場合。
鈴木:え、大きすぎちゃいけないとか?
風見:そうですね。入り口と入り口がかぶっちゃいけないとか、そう言うのがあるので。
玄関アプローチから、要は、道路からまっすぐ入れるところはだめとか。
鈴木:ああ、ずらせってやつね。
風見:だから外構計画も含めて、ごちゃごちゃする人もいます。
鈴木:ああ、なるほどね。あとは、実際にその風水とかを取り入れようと思た人達がいて、こう、実際、何をもとにさっき鬼門の話が出たり水回りの話が出たんだけども、基本的になんか決まってるの?風水に家相って言うのは、これはこうしなくちゃいけないって決まってるもの?
風見:決まってはいないです。ハッキリ言っちゃうと、流派とか、やり方とかって言うのはその先生によってですね、全くバラバラだったりします。
鈴木:なるほど。この中で言うと、浅野先生教えてくださいって聞いた答えと、風見先生、これどうですか?みたいな内容と、倉持先生、これはどう対処したらいいですか?
みたいな答えはバラバラってこと?
風見:そうですね。
鈴木:え、じゃあここにいるメンバーでも、好きなこと勝手に言ったら、それでいいってことなの?
倉持:勝手に?ふふ。
風見:えっと、勝手に言うっていうよりも例えば1つの風水、まあ流派とか流儀とか色々ありますけど、それである程度は固まってるんですけど、あとはその先生がどう解釈して、どうさせるかって言う事なんで、その先生の考え方大きく反映されるのかな?と。
鈴木:なんかの言い伝えか何かのこの基本的な物があって、その解釈がみんな違うって事か。
浅野:深いですね。
風見:一応風水は、中国では環境学の一部だって言われてて、その環境の中から出て来てるってことです。大元はですよ。
鈴木:家相は?
風見:家相も同じ考えだと思うんですけど、自分風水はある程度こう、話が多いんで結構勉強はしてるんですけど、家相はどっちかって言うと苦手な方なんです。苦手とは言わないですけど。多分私より社長の方が詳しいのかな?と思ったり。
鈴木:ああ、家相ねえ。だから、ほら、ここで言うと、浅野先生、風見先生、倉持先生、みんな言うことがさ、なかなかバラツキがあって。え?結局答えなんかないよね?
って言うところが、俺は思っちゃうんだよね。
風見:やっぱそうですよね。うん。
鈴木:例えば、その家相で、部屋に収納が置いてあるって普通だよね?各部屋にね。
これが、廊下に収納を付ける方が正しくて部屋の中に付けるなって言う家相が出たら、どう?それ正しいと思う?
いや、そういう先生に見てもらって、そうだって言われた内容だよ。それ、いいと思う?
倉持:え、絶対思わない。
風見:基本的には不便だなと思いますけど、その人がそれがいいと言えば正解なんじゃないですか?
浅野:そうなってきちゃいますよね。
風見:ですよね。
鈴木:そう。いや、家相もさ、風水もそうなんだけど、結局家を作る時に例えば予算無視で建てる人いないよね。いや、倍になってもいいです。ないよね、これね。いくらゆとりがあってもね。
で、通常だったら、30坪ぐらいで建てればいい家族構成だったり、要望のものを、風水、火葬とかなんか運気が良くなるという理由で、60坪で作ることないでしょう?
風見:それはないですね。
鈴木:ないよね。ということは結局100パーセント家を作るのに要望とかその欲望とかも含めて100パーセント入れる必要はないんだよね。
風見:そうですね。
鈴木:ということは、家相学も風水も取り入れるのに全部入れる必要はないから。
入れたいところだけをちょっとこう、自分の作りたい家に合う方向で取り入れれば一番、良い解決出来るのかなって考えだね。
風見:そうですね。後は風水なんかだと、誰をメインにやりますみたいな話をして、
鈴木:そうか。家族によって違うからね。1人1人ね。
風見:多いのがやっぱしご主人さんだったりとか、あとは長男長女の方だったりとか、あとこの間でつくばでやった方は、奥さんが病気がちだったんで、アレルギーとかあったんで、奥さんの健康運中心にやったりとか、そういう方もいます。
鈴木:ああでも、それはありだよね。結局さ、風水とか、家相とかって言うのは、運気を上げるとか、そういう感じの意味合いが強いよね。
風見:そうですね。
鈴木:運とか、気持ちの気の力を上げるみたいなさ。で行くと、別に東向きだからその気が入るかって言ったら、それちょっと微妙だよね。本当の事言えばね。
浅野:そうですね。
鈴木:本当かそれ?って思うでしょう?
倉持:うん。
鈴木:って言うことから考えると、ここは鬼門だから止めた方がいいです。ここさえ外せば大丈夫ですって言う気持ちでそこを外して建てた家は大丈夫だって思えるんだよね。
風見:そうですね。
鈴木:自分の内側からの気が上るんだよね。
風見:うん。
浅野・倉持:なるほど。
鈴木:そう。で、ここにこれを置いたらお金が貯まるって思って作った家だったら、そういう気持ちで毎日過ごせるし、そんなに悪いこと起きないよね。
風見:そうですね。はい。
鈴木:で、さっきの奥さんが、体が弱くて健康運が、上げたいって言うんだったら、家族がそうなるように願って作って、そういう風に出来てる家だったら、きっとそうなるはずなんだよね。
風見:そうですね。
鈴木:で、家を作る時に風水の先生とだけ相談して家作れないじゃん。
風見:そうですね。それは難しいですね。
鈴木:作れないよね。
浅野:うん。難しいですね。
鈴木:うちみたいに家作りのプロと相談して作るのが大前提だよね。
プラスそういう先生がいてもいいけど、家作りのプロを外した状態で絶対家を作れないよね。
風見・浅野・倉持:そう思います。
鈴木:であれば、やっぱり家作りのプロとしては何をどんなバランスで取り入れるとその人のためになるかって言うのを考えてうまくまとめるのが、一番重要であって、100パーセント風水、これとこれとこれ、良いことも悪いことも含めてやりましょうって、やる必要ないよね?
風見:うん。やめたほうがいいと思います。
鈴木:必要ないし、やめた方がいいよね。だって、予算だって、ちゃんとね、限られてると言うか、あんま無駄に使うことないからね。あったとしても。
浅野:あったとしても無駄には使わなくていいですね。
鈴木:そうだね。
鈴木:やっぱ適切な、ね?予算。適切な仕様、性能、間取りとかね。どう使えるかとか。
倉持:うん。
鈴木:うん。それによって、家族の気持ちがどう乗るかって言うのを、ちゃんとそういう形の家にすれば、運気って上がるよね。
風見:上がりますね。はい。
鈴木:あとはでも、信じてる先生がいるんだったら、例えその先生がすっごいおかしな事を言ってもだよ。建築のプロから見たら、そんな作り方ありえないよ。絶対住みづらいはずって思っても、建てる方が信じてる先生が、そういうんだったら、そういう風に作るのが心の安らぎが出来て運気は上がるからそうするべきなんだよね。例外としてね。
風見:はい。それはそうですね。
鈴木:一応そんな風にやっていくと風水と家相に関していい家が出来るんじゃないかな?と。
風見・浅野・倉持:はい。そう思います。
鈴木:そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。