家づくりのモヤモヤ013(2015.10.03)
鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。
今週も「家づくりのモヤモヤ」始まりました。
皆様、よろしくお願いします。
今日はスズモクで一緒にやってる風見とお送りしたいと思います。
よろしくお願いします。
風見:よろしくお願いします。
鈴木:風見、よろしく。
風見さ、うちの会社だと「家づくりのモヤモヤ」っていうことで本も出してるし、こんなラジオ番組とかもやってるんだけど、具体的うちの会社としてはどんなことやってるのか、ちょっと教えてもらっていい?
風見:お客さんがまず資料請求したりとか見学会に来たりとか、まず家のことよりもスズモクがどんな会社か知りたいっていうふうな感じで話する人が結構多いです。
まずは建てるところ、信頼できるところとか探してる人のが多くて、で、お金どのくらいかかるの?とか。
鈴木:あ、そっか。相談相手がいないから、それ探してるみたいなイメージか。
風見:そうです。
鈴木:家どうこう、こうしたいああしたいとか、これを解決するというより、誰に相談したらいいかわからなくて、たまたまうちの会社を見つけてるのが多いのかな?
風見:そうです。特にホームページを見てる人だと社長の生い立ちだったりとか、スズモクの「こんな家づくりをしてます」とか、「こんな相談会があります」とかっていうその、こんなっていう言い方変ですけども、具体的にお金はどうすればいいのかとか、建てた後どうすればいいのかとか。
そういうところで、「なるほど、じゃあ聞いてみようか」とか「行ってみようか」。そこまで行けない人は「じゃあ、資料請求しようか」っていうところでスタートしてるんです。
特に見学会なんかだと「スズモクさんってどんな家作ってるんですか?」って聞かれることが最近増えてきたかなって思ったりします。
鈴木:具体的には?
風見:具体的にいうと、「実際に建ててる家ってどんな特徴あるんですか?」とかっていうのがよく多いです。特に、私たちはやっぱし建てることよりも、建てた後のが大切ですよって話をよくしてるんです。
そのために、ずっとお金のかからない家だったりとか、超気密住宅で建ててますよって話をすると、「どんなことなの?」って。「それって何?」とかっていう話とかでどんどん深く話をしていって、「スズモクの家はこんな家ですよ」っていう、こんな家って具体的じゃないですけど。
鈴木:曖昧だ。
風見:曖昧ですけど、「お金がかからないってどういうことなの?」とかっていう話とかがよく聞かれてます、最近。
鈴木:なるほどね。それって、どういうことかって、風見はもちろん理解してる?
風見:理解してます。
鈴木:理解してる。実際、家を建てる人側からすると例えばずっとお金がかからない家とかっていう、うちの会社はそういうテーマでやってるんだけども、どんなところが建てる人にとっていいのことになるの?
風見:家っていうのは、建てるのはどこで建てても建つと思うんですけども。
鈴木:会社いっぱいある。
風見:建てた後っていうのは、やっぱしその会社の考え方と、メンテナンスとか、そういうところで変わってくると思いますし。やっぱし家は10年にいっぺん、メンテナンスをした方がやさしかったりとかすると思います。
あと、生活する上では、やっぱしランニングコストかかりますから、電気を使わない家とかそういうのないと思うんですよ。水道使わない家とかは。
鈴木:ないね。
風見:そうすると、節水だったりとか節電だったりとか、それが建てた後、新しい生活をするとずっとかかってくわけです。
鈴木:ああ、そうだね。
風見:そのへんも見えないところなんですけど、建てる時から考えてく必要がとてもあるのかな。
鈴木:住宅ローンはいつか終わるから。
風見:そうです。
鈴木:他のやつ、一生続くから。
風見:そうです。
鈴木:そうだな。生きてる平均寿命でいくと、男性が80歳くらい?
風見:80…80ちょっとです。
鈴木:女性が80…90歳近いもん。住宅ローン長く組んでも35年だし。
風見:そうですね。
鈴木:その後、結構続く。
鈴木:さっきの続きだけど、具体的にスズモクで作ってる家って「ずっとお金のかからない家」っていうコンセプトで作ってるんだけど、どんなコンセプトだか言える?
風見:はい。5つのコンセプトがあって、まずはやっぱしずっと住んでく上で、省エネが必要だと思うんです。
コストと光熱費とかそういうものを抑えたりとかするのにまず1つあって。その次に家はずっと住んでいく上で、メンテナンスとかしてくので、メンテナンスができるだけかからない。メンテナンスフリーを目指すみたいな、そんな感じです。あとはそれに加えて、健康だったり。
あと、ずっと住んでいく上で火災保険とか地震保険とか、そういう税金を安くするための技術を取り入れたり。あとその他、ノウハウ関係です。住宅ローンとか。
ちなみに、このスズモクの5つのコンセプトあると思うんですけど、社長がいろいろ考えたと思うんですが、どうしてこの5つになったのかっていうのは、よく私わかんないんですけど。
鈴木:最初はやっぱ家建てるっていうのは、よく、プロ側からしてもいい家さえ作ればいいって思っちゃう。プロ側からすると、構造がよくてとか性能が高くてとか、かっこいいやつがついてるとか、そういうとこばっかに目が行っちゃうんだけど。
でも、住んだらどうなんだっていうところから考えてくと、例えば住宅ローンだけ安いって言ったって、住宅ローンって35年とかみんな組む人が多いけども、日本の平均で何年で会社終わる人が平均かっていうと、19年なんだよ。
風見:そうですね、はい。
鈴木:19年しかかからないものの先に、光熱費がかかり続けるとか、メンテナンスがすごく必要になっちゃうとか、住む人が健康でいられない家っていうのもやっぱあるし。
風見:今、シックハウスとかもありますし。
鈴木:あるある。あとは、火災保険とかも、毎年災害とか最近多いでしょ?
風見:多いです。
鈴木:だから、保険関係ってどんどん値上がりしてんの。
風見:そんなに上がってるもんですか?
鈴木:上がってる。イメージ的に言うと、ここ5年くらいでもう、ここ5年すごくいろいろあったでしょ?
風見:ありました。
鈴木:すごくそういうのがあったから、地震保険もそうだし。茨城だって竜巻とかこの間の洪水とかもあるから、保険って多分、1.5倍から2倍とかかかってきちゃうもんだから。
風見:2倍まで上がってるんですか。
鈴木:上がっちゃう上がっちゃう。
風見:ちょっと私の方の勉強不足でした。
鈴木:だから、でもその分、ちゃんと作ってる家っていうのは、保険料がその分割安になったりはしてる。火災保険でいくと半額以下だから。半額じゃなくて、半額よりも安いから。やっぱりそういうのはどんどん作っていかなくちゃいけないと思うし。あと、何気に税金関係も結構取られる。
風見:そうですね。
鈴木:そう。ちゃんとそこも安く…安くっていうか、なるだけ出費しないっていうのが、やっぱ新しい家建ててどんな生活できるかっていうのが大切だから。
あと、お金さえかければ、どんな家建てようが後で大丈夫になるんだけど、なかなかそうもいかないでしょう?
風見:無制限に出せる人って、多分いないと思います。
鈴木:住宅ローン終わったら、次、リフォームのお金出してって。「そんなバカな!」って思うでしょ?
風見:そうですね。
鈴木:やっぱそういうのが、今の新築で今の時代に建てるんだったら、できることってたくさんあるから、そういうことを考えていくとうちの会社としては、
ずっとお金がかからない家っていうコンセプトにするのが一番いいなっていうことで。
風見:そうすると、全体的に、初め高くても、トータル的にいうと安くなるっていう考え方になりますよね。
鈴木:そうだね。安い家が、そんなに安くないっていうとこ。うちの家がすごいっていうよりは、安い家で、その後高いんじゃ意味ないなっていうことだから。
風見:ただ、考え方によっては、最初だけ抑えたい人もいると思うんです。
鈴木:どうしてもなっちゃうんだよねえ…。
風見:それは、その考え方でありなのかなって思ったりもするんですけども。
鈴木:そうだね、生き方だから。そこらへんは今後の課題だ。
そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。