家づくりのモヤモヤ023(2015.12.12)
鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。
皆様、よろしくお願いします。
今日はスズモクメンバー五人。私鈴木と風見、浅野、チカツ、北島の五人で進めていきます。
よろしくお願いします。
風見・浅野・チカツ・北島:よろしくお願いします。
鈴木:今日はデザインっていうこと、テーマに行きたいんだけども、家の方。
スズモクって、デザインいいって、インターネットで言われてないよね?
風見:そうですね、はい。
浅野:いいとは言われてないです。
鈴木:悪いわけではないね。
浅野:悪いわけではない。
鈴木:デザイン、いい時はいいよね?
浅野:いい時はいいですね。
鈴木:カッコいいやつはカッコいいよね?
浅野:うん。
鈴木:実際会ったお客さんから言われることって、どんなこと?
風見:奇抜なものがないってたまに言われたりとか、あと、大手ハウスメーカーさんみたいに斬新さがないとか。「普通ですね」ってよく言われます。
鈴木:それかあ…。
浅野:ちょっと言い方変えると、シンプルとか。飾り気がないとか。
鈴木:なるほどねえ。
風見:そんなことないと思うんだけど。
浅野:俺、一回言われました。いろんなところだと、外側にも何か付いてたりするじゃないですか。
格子が付いてたりとか。なんで、飾り物がついてないとか。
北島:でも結局飽きがこないんですよね、シンプルなものって。
鈴木:いいこと言うね。俺なんかだと、打ち合わせしてる時に、別にそんなコストかけるかって言ったら、シンプルな方がいいですって言われる方が多いんだけど。風見はどう?お客さんとか。
風見:そうですね。あとは使い勝手がいい方がいいですって言われます。窓の高さとか。
鈴木:あるあるある。
風見:外見だけやると、高いとか低いとか。あとは使いにくい、小さい、光が足んないとかそういう話が出やすいんで、使いやすいって、やっぱり外見ちょっとあれですよねっていう話はあったりします。
鈴木:そうだねえ。あとできる範囲内でみたいな形になっちゃう。
風見:そうですね。よく三連の窓とか付けるお客さんとかはデザイン気にしてますけど、それはでも光とかつけると、やっぱ3つの窓になって、3つ並びになったりするんですけど、実際は引き違いの方が使いやすいのかな、みたいなそういうとこもあったりします。
鈴木:まあね。3つ窓開けるより、1個の窓開けた方が楽だし。
北島:掃除も楽ですかね。
鈴木:そうだね。あと、ちっちゃい窓だから安いってわけじゃなくて、やっぱり1個の大きい窓よりも、
ちっちゃい3つの方が高いから。
風見:確かに。
浅野:高い。
鈴木:カーテンどうしようか、とか。
浅野:そうですよね。
鈴木:3つカーテンつけちゃったら、それも高くなるし。
浅野:そこだけ上からロールカーテンつける人とか。
鈴木:いるいるいる。いる。なかなか決断が難しくなったりとか。使いやすい方とで、反発するものは絶対ある。
風見:ほとんどの人が道路から見えるところだけやるとか、そういう人多いです。
鈴木:そうかも。
風見:あとは、例えばですけど、ベランダとかそういうとこに部分的にこだわったりとか。デザイン的に。
鈴木・浅野:ベランダ?
風見:ベランダ、例えば、光。あと、社長のとこみたいにルーバーつけたりとか。それだけで変わるっていう人もいれば、もっとおっきく変えたい人もいれば、その人何がやりたいのかっていうのを、どういうこととか使い方とか要望とか聞いて電話してることが多いんで、
一概にデザインって言われてもカッコいいのはその人次第なのかな、みたいな。
北島:人の目を気にしてると、デザイン重視になるんですかね?
鈴木・風見:うぅーん…。
鈴木:そうかなあ…?
北島:あ、そうでもないですか。
鈴木:どうなのかなあ?
チカツ:どうだろ?
浅野:その人の好みですから。
北島:それはありますね。
鈴木:好みがやっぱ強い気がする。
選ぶものによって、こちら側としてもかっこいいなって思うものもあるし、そうでもないのもやっぱあるし。
でも、うちが作ることが別にデザインが重要なんじゃなくて、住む人が一番大事だから。
風見:そうですね。
鈴木:前半はちょっと言い訳じみてるけど、後半に続きます。
鈴木:やっぱり「スズモクはデザイン、ダサい」とか言われ続けるのも、何だか許せない気持ちがあって。
風見:ありますよ。
鈴木:そんな言われるほど、センスが悪いわけじゃないんだし。ていうことで、今回、坂東市の本社の方の打ち合わせのところをカッコよくしたんだけど、カッコいいよね?
風見:ウケはいいです。
浅野:お客さんのウケはほんとにいいです。評判が。
鈴木:そうだよね、見た目。
浅野:あのアクセントで貼った、何模様っていうのかちょっとわかんないんですけど。
←実際の本社
北島:モダンな感じで。すごい好きです。
チカツ:「おお」とか言ってるお客様、いらっしゃいましたもんね。
鈴木:うん、そうだね。やっぱね。あとは、そういうデザイン、うちで選んだ時も、実際カタログとかで見たとか、写真で見たとかっていう人はいるけども、なかなか選べないらしい。
浅野:選べないみたいです。
鈴木:なんかカッコよそうだけど、「自宅にこれ?」みたいな。
風見:「冒険できないです」みたなことを皆さん言います。打ち合わせすると。ちっちゃいスペースとかだったらば、クローゼットとかだったらやる人いますけど。
鈴木:書斎とか、2階のトイレとかだね。
風見:遊び心満点みたいなのもありますし。
鈴木:そういうのあるね。
浅野:ありますね。
鈴木:それ以外はなかなかみんなできない。
風見:できないっすね。
鈴木:ほんといろんなデザインのやつで、好きなの選んでいいですよっていう状態になっても、「え?白でよかったんですか?」みたいな。「え?別にこんなにデザインいらなかったのかな?」みたいなところ。ね。
風見:堅実にやってる人のが多いです。外さないとか、普通っぽくなっちゃうみたいな。それをどうしても選びたくなっちゃうっていうところもあるのかなみたいな。
チカツ:逆に止めた人っています?「あ、それやめた方がいいですよ」みたいなことってありました?
風見:紫のアクセント使いたいのは、止めたことありました。
北島:それはどこにですか?
風見:お子さんの部屋に。
北島:ああ…。
風見:お子さんの部屋に、紫の濃いやつを使いたいっていうお客さんがいて、まだ産まれたばっかだしで、よくどんな子かもわからないのに、紫でいいのかな?みたいな。
「お子さんの部屋だったら、もう少し明るい方がいいんじゃないですか?」みたいな話をしたら、
「あ、やっぱりそう思う?」みたいな。そういう感じで。
鈴木:言ってみただけだった?もしかして。
風見:旦那さんがそういう濃い紫が好きだったみたいなんで。やりたかったけど、奥さんは「え?いいの?」みたいな。だけど止められない、みたいな。
鈴木:一応プロの意見を求めた、みたいな。
風見:そうですね。
チカツ:止められたんですね?じゃあ。
風見:止められたっていうか、「いいんですか?」って逆に聞いたら「やっぱそうですよね」みたいな考え直したって感じですね。反対もできないっていうか、部屋の一面なんで、やりかえちゃえば別にいいかとも、そういうのもアリかと思ったんですけど、ただ一応問い返したら、やっぱり向こうで考え直して。
鈴木:ほんとに気に入ってるんなら、何でもありっちゃありだし。
風見:寝室とかだったらアリなのかなと思ったりしますけど。子供部屋じゃね、みたいな。
鈴木:そうだね。LDKでもちょっと違うか。紫だと。難しいな?
風見:難しいと思います。
鈴木:アリ?
浅野:全然アリです。
鈴木:いや、でも、LDKだと家具とか置いてくから。なかなか合わなくなっちゃうんじゃないかなと思って。
浅野:この間どっかテレビボードのクロス、紫色のやつ何か貼りませんでしたっけ?
風見:紫じゃないよ、あれは。
チカツ:紺ですか?
風見:紺だよ。
浅野:紺か。
鈴木:テレビボードのラバーくらいだったらあれじゃない?
浅野:そうっすね。
鈴木:あんま大きくやんなければ。
風見:紫の部屋とか作ったら、どうなんですかね?
鈴木:いや、でも、一部屋一部屋だったらアリじゃないかなと思う。その置くものとかによるっていうか。
北島:うち、屋根の色と一緒にしてます。子供部屋の壁の一面が薄緑?青っ
ぽい緑。自分の寝室が一部だけ真っピンク。
チカツ:おお!
風見:ピンクなんだ。
北島:私が好きな色でやっちゃったんで。
浅野:わぁ、それすごい憧れます。
北島:ドレッサーのところだけ真っピンクで、寝るベッドとか置いてあるところは、柄がついてる。
鈴木:でっかいハートマークとか?
北島:違います。違います。ちょっとアンティークっぽい柄ってあるじゃないですか。
なんか、アンティークっぽい柄を入れてって。やりました。
浅野:いいな。
北島:さすがにリビングとかはやっぱり白でしたけど。冒険できなかったです。
鈴木:デザインってのは、やっぱりかっこいいかどうかっていうこともあるけども、自分でどうしたいかってある程度、明確になると、きっとよくできるよね。
それに基づいて、間違ってんなら、プロとして提案しなきゃいけないし、よりよくできることがあるなら、それはしっかりとこちらで内容把握して提案してくべき。
好き嫌いについては、これはね、ちょっと難しい。
そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。