夏を涼しくするリフォーム

家モヤ098

 

鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。皆様、よろしくお願いします。

今日はスズモクメンバーの私鈴木と浅野、遠藤の3人で進めていきます。よろしくお願いします。

 

浅野・遠藤:よろしくお願いします。

 

鈴木:今日のテーマは、夏を涼しくするリフォームと言うことで。

 

浅野:なるほど。

 

鈴木:夏じゃないけど、そろそろ準備してもいいよね。

 

浅野:もうそろそろ結構話が出て来る内容ですね。

 

鈴木:暑い日は暑いもんね。うん。

 

浅野:そうですね。去年も大体同じぐらいな時期ですかね。

やっぱり20年、30年建ってるお宅で、南面と、、どっちかって言うと西日ですかね。で、キッチンとかにいる人が西日とかで勝手口ドアがついてて、窓がついてて、暑くて料理してられないとか。

 

鈴木:へえー。

 

浅野:料理してる分の熱気も出てると思うんですけど、朝とかほんとにしんどいって言う風に。暑くていられないって言う話をお伺いして、それに対するリフォームはないかって言うご相談は結構この時期になってくると、ポツポツと出て来ますね。

 

鈴木:一応代表的なものでどんな対策が?

 

浅野:ほんとに一番代表的なもので、簡単に、シンプルに出来るってなると、その勝手口のドアって、リシェントって言われてる、リフォーム用のドアなんですけど、施工が1日で終わって、外壁壊したりとか内壁壊したりとか、特になくて、その既存の勝手口を使って断熱仕様のドアに変えるって言う、そこだけで言えば。って言う方法もあります。

 

鈴木:そのドアに交換すると、断熱性能が高くなって、暑くなくなるってこと?

 

浅野:日差しとかが、そのドア通じて、日差しが入ってくるの、暑さとかがカット出来るんで、あと、冬場とかでもですね、同じように外からの冷たい温度とかも真ん中に入って来ないんで、それに変えるとかなり、そこだけでもグッと違うって感じですね。

 

鈴木:ふうーん。

 

浅野:日差しからの暑さってことを考慮するみたいな。

 

鈴木:あ、それはガラスとかではなくて、ドアってことか。

 

浅野:ドアの方も、断熱仕様に今の玄関ドアとかも厚いやつになりますし、窓ガラスもペアガラスになって、遮熱加工のシートが中に入れられるんで、特に日差しとかカット出来るって言う意味で。

 

鈴木:ふうーん。なるほどね。後は何ていうのかな、暑いって言われて、今キッチンだったんだけど、そんなところがメインで?

 

浅野:いや、メインだとやっぱり自分の各部屋の主寝室だったりとか、お子さんの部屋だったり、あと結構男性の方だとリビングが涼しくなりにくいとか。

 

鈴木:あ、エアコンかけてもだめだって話か。

 

 

遠藤:ああー。

 

浅野:そう。何となくこのリビングの、大体リビングの掃き出しの窓の近くって、ソファーとか置いてある家も多いみたいですけど。

 

鈴木:うん。置いてある。

 

浅野:座ってると、ペアガラスでも結構何年、何十年も前のやつなんで、座ってると何となく窓側から熱気がこう、出てくるような感じで。夏場の車みたいな。

 

遠藤:ああー。

 

浅野:熱気がそこから伝わってくるみたいな。外から水かけると、なんとなく涼しい感じするんだよねって。

 

 

鈴木:ああ、なるほどね。

 

浅野:でもすぐ乾いちゃうんだよね。あれって。窓汚れるしって話は聞いたことありますね。

 

鈴木:ああー。それはあり得るね。うん。何、その時にはさ、その提案はどんな感じになるの?

 

浅野:まあその時の提案もなんですけど、たまたまその方はすごく費用を抑えたいって言うことだったんで、さっき話したインプラスって窓があるんですけど、既存の窓の内側に付ける内窓って言われてる、最近人気なものなんですけど、そう言ったものを取り付けたりとか、やっぱりそのご提案でもちょっと値段的に合わなかったので、結構ホームセンターとかでもその、夏対策用の、紫外線をカットするシートがあるんですけど。

 

鈴木:ああー。

 

浅野:誰でも貼れるやつ。で、糊とかは使わずに、水でやるタイプなんで、取り外しが効くタイプですね。剥がしたら次使えないんですけど。

 

 

鈴木:うん。そうだね。

 

浅野:それ、オススメしたりとか。結局それで自分でやったのかな?って言う。

 

鈴木:なるほどね。まあでも南側だったらさ、遮熱って言うか熱入れない日よけとかそう言うので行くことはあんまないの?でもあれか、ガラス1枚とかだとそれじゃどうしようもないのかな?

 

浅野:そうですね。結構、リフォームってやっぱり問い合わせ来る方だと、結構ガラスが今の基準のやつでも夏に弱かったりもするんで、シングルなんで3ミリの窓ガラスとか、5ミリの窓ガラスとかだけなんで、それだけだとちょっと厳しいかなって言うことで、

 

鈴木:ああ、確かに。

 

浅野:もしもやるんだと、サッシ交換して、お客様の家、窓を付けるか、シートを貼って軽減するか。

 

 

鈴木:ああー。確かに、ね?ガラス1枚だとエアコンの熱も入ってくるやつよりパワー出せないってことだからね。

 

浅野:そうですね。

 

鈴木:そうだね。日よけは日を避けてるだけで温度は避けてないからね。

 

浅野:そうですね。

 

鈴木:しょうがないか。

 

遠藤:うん。

 

浅野:今の新築のお家に、例えばオーニングとか日よけのやつを手動式、電動式どちらでもいいんですけどつけて、日差しを入りにくくするって言うことだったらいいと思います。

 

鈴木:うんうんうん。なるほど。リフォームでだと、ちょっと、元々の性能が足りないから、優先事項がそっちじゃないんだね。

 

浅野:優先はそっちじゃなくて、まずそう言う事をして、プラスそう言うことだったらいいと思うんですけど、なかなか日差しとか、よくすだれとかつけてる人いますけど、なかなか厳しいかなと。

 

鈴木:なるほどね。

 

 

鈴木:さっきまでのリフォームとか、涼しくするって言う意味では、窓を変えるとか、なんかちょっと、そんなに気分を盛り上げただけなんじゃないかって言う気もするんだよね。俺は。

 

一同:ははは。

 

浅野:そんなことないですけどねえ。うん。

 

鈴木:やっぱ、根本的な解決する時ってさ、やっぱ他にあるよね?

 

浅野:家のその断熱性能だったりとか、根本的に変えるためにはってことですよね。

 

鈴木:そう。30年前、まあ俺もこの仕事をやって25年ぐらい経ってるんだけど、25年前、新築どうやって作ってたかって言うと、大工さんが、断熱材入れたら木が腐るって言って、断熱材入れてないのが多いんだよね。

 

浅野:そうですね。開けたら入ってない家庭。

 

鈴木:入ってない。

 

遠藤:入ってないんですか?

 

鈴木:そう。

 

遠藤:ええ?

 

鈴木:しかも、フラット35って言って、一応公的期間の住宅ローンになるから、断熱材はこう言う風に入れなさいって言う規定も昔あったんだけど、壁に50ミリ入れればOKって言う、何て言うレベルの低いレベルなんだって言うね。

で、天井と床はいらなかったから。

 

遠藤:へえー。

 

鈴木:だから単純に言えば、例えば暖房をかけたら熱が上に行って逃げてしまうって言うのは、熱が溜まらない。

 

遠藤:ああー。

 

鈴木:そう、逆に冷房かけた時に、普通熱は上に逃げてくれるはずなんだけど、上が暑すぎると、そこから暖房効果になって、ずーっと、

 

遠藤:生ぬるい風が?

 

鈴木:そうそうそう。生ぬる、、暑い!

 

遠藤:暑い。もう、暑い風が?

 

鈴木:風って言うかもう、天井が暖房になってるみたいな感じだね。

 

浅野:確かにそうでしたね。

 

鈴木:だから、何ていうのかな?窓だけとかって言うのも、その時よりは良くなるから、気分は良くなるんだけど、

 

浅野:そうですね。

 

鈴木:結局は、ほんとに解決したいんだったら、やっぱ断熱材入ってないところは入れなくちゃいけないし、で、断熱の弱いところは、増やしてかないと、快適な方には来ないんだよね。快適とか。省エネとかね。うん。

 

遠藤:うんうん。

 

鈴木:エアコン、全開で回すなんて、今の省エネ時代ありえないってやっぱ思うしね。

 

浅野:そうですね。今はあり得ないですね。エアコン1日中つけてるって言うのも多分僕のうち、ないんですけど、多分朝、冷やして終わりとか。夜寝苦しい時だけつけてるみたいなんですけど、他の人たちは。家族は。僕はその気持ちがよく分かんないんですけど、

 

 

鈴木:うん。

 

浅野:今時フル稼働ってあんま聞いたことないですね。

 

鈴木:ね。うん。でも昔はやっぱフル稼働だったよね。

 

浅野:確かにフル稼働でしたね。

 

鈴木:だから高い人はね、ひと夏とか、ひと冬とか、電気代3万とか4万とかね。

 

浅野:あ、うち4万いってました。

 

遠藤:ええー!

 

鈴木:行ってたんだ。

 

浅野:エアコンもすごい古いのと、ほんとにクーラーって言われてるクーラーが入ってたんで。水銀式のクーラーなんですけど、あれメチャクチャ電気代食うんですよね。きっと。

 

鈴木・遠藤:へえー。

 

浅野:あれ使ってる時と使ってない時が、すごい冷たい風が一気に出て来るんですけど、なにせ、電気代がかかるって言う。

そう言うの使って、月々4万ぐらいしてましたね。

 

鈴木:ああー。

 

浅野:冬はもうちょっと、冬はストーブを代用してたんで。石油ストーブを。

 

鈴木:ああ。うちも代用してた。

 

浅野:エアコンは使わなかったですね。石油ストーブにやかん。

 

遠藤:あ、やかん。ふふふ。

 

浅野:だったので、全然、冬はそんなに。夏は4万超えてましたね。

 

鈴木:超えるよね。

 

浅野:電気代は。

 

鈴木:ある意味住宅ローンの値段的に結構近いよね。

 

浅野:近いです。

 

鈴木:ねえ?半分ぐらいそれでいっちゃうからね。

 

浅野:やっぱりその暑さ対策を根本的に変えるならって言うところですよね。

 

鈴木:そう。変えるなら、やっぱ断熱材、天井へ入れてね。

 

浅野:まず天井から入れたいですね。

 

遠藤:うん。

 

鈴木:うん。そうだね。やっぱ熱、上から来るから。断熱の入ってない家はね。

入ってると順番ちょっと変わったりするけど。ない家はやっぱ天井からだね。

 

遠藤:天井から。はああー。

 

鈴木:寒さ対策にもなるし。天井をやって、やっぱ、窓かな?次。

 

浅野:一番家の中で窓からの熱の出入りが一番大きいですから。窓、2重窓とかじゃなくて、外壁もいじらせていただいて、LIXILとかサンゲツとかそう言ったものを全部、断熱仕様の窓に切り替えたり。

 

鈴木:そうだね。だって、さっきのさ、暖房費冷房費とかで行くと、1ヶ月ね、3万、4万かかってたら夏2ヶ月ぐらい?

 

浅野:はい。

 

鈴木:まるまるじゃないだろうけど、大体2ヶ月ぐらいの、冬4ヶ月でしょ?

と言うことは、6ヶ月分。

 

浅野:24万、、。

 

鈴木:24万。かける10年で考えたら240万だからさ、いいの出来るよね?

 

浅野:いいの出来ます。

 

鈴木:あの、10年じゃないから。持つのね。

 

浅野:はい。20年、30年持ちますからね。

 

鈴木:そう。で、快適だしね。

 

浅野:快適です。

 

鈴木:一応そこまでやれたら一番いいよね。

 

浅野:出来ればそういう風にみなさんやっていただきたいと思いますね。

 

鈴木:大きな目で見れば、節約になるからね。お金的にもね。

 

浅野:そうですね。毎月の支払いがやっぱり、全然違うので。節約にもなりますね。

 

鈴木:うん。寿命が多分延びるよね。

 

浅野:ああ、健康的にもなりますよね。暑い寒いがないわけですから。

 

鈴木:そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。