土地のお金

家づくりのモヤモヤ055(2016.07.30)

 

鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。皆様、よろしくお願いします。

今日はスズモクメンバーの私鈴木と、風見、倉持の3人で進めていきます。よろしくお願いします。

 

風見・倉持:よろしくお願いします。

 

鈴木:今日のテーマは、土地のお金って言うことに関して進めて行こうと思います。
まあ土地ってあのまず消費税かからないのは、倉持さんも知ってる?

 

倉持:あ、ちょっとかかるのかなとか思っちゃった。ふふふ。関係ないですね。

 

鈴木:土地は消費しないからね。

 

倉持:ああー!なるほど。

 

鈴木:うん。してないよね。一応100年経とうが200年経とうが、よほどのことがない限り、あるよね。

 

風見:そうですね。

 

鈴木:資産として成り立つからね、消費しないから。うん。
まあ土地には本体の価格以外にも色々かかる費用があるんで、一応そういうところをやって行けたらと思います。

 

風見・倉持:はい。

 

鈴木:まあお客さんからの相談でも、あの、ねえ?土地のお金っていくらかかるんですか?とは来ないと思うんだけども。

 

風見:そうですね。うん。

 

鈴木:土地の買い方だの、まあね?そういう意味合いで、全体的にいくらかかるか?とか。そういう意味ではよく聞かれるよね。

 

風見:そうですね。

 

鈴木:具体的にどんなお金がかかってくる感じになる?土地の方は?

 

風見:うん。実際にお客さんと話す時に、例えば、つくば市で探してる方だと、例えば1200万で買えますか?みたいな話とか、広告とかそういうのを見たりとか、不動産屋さんからの話とかで、で、実際もっとかかりますよって言うと、何がかかるんですか?みたいな。

 

鈴木・倉持:うんうん。

 

風見:例えば仲介手数料がかかりますとか。所有権移転費用がかかりますとかっていう話の他に、水道だったりとか、あと排水関係の下水とか、浄化槽だったりとか。
って言うのが情報でもらえたりとか、なかったりとかしますね。

 

鈴木:うん。

 

風見:その他にも一応あるのはあるんですけども、現地見てみないと分からないっていうところもあったりとか、そういうのもあったりします。
社長も大体おんなじような感じじゃないですか?聞かれる場合って。

 

鈴木:うん。最初にさ、まあ結局家建てる人って、土地以外の部分も全部漠然としてるから、どういう金額がかかりますって、土地も含めて全部金額出しちゃうことが多いから、あんまりそこの質問にはならないんだけど、でもなんだかんだ言って土地探し出すよね。
あの、探して来て、これどうですか?あれどうですか?っていう時には、金額やっぱ分かりづらいよね。不動産の広告ってね。

 

風見:分かりにくいですね。

 

 

鈴木:うん。実際、ね?1000万ですって書いてあるんだけど、それで買えるかどうか、みんな分かんないよね。

 

倉持:もう買えると思っちゃいます。

 

風見:ほとんどの人がそんな感じですよね。土地代1000万なんで、建物いくらで買えます?みたいな。そういう今の倉持さんのイメージで、来る方が多いかなみたいな。

 

鈴木:うんうん。あと、俺のお客さんとかでよくあるのが、土地代金に仲介手数料が、3パーセントかかるんですよね?って言う話があって、確かに3パーセントなんだけども、
3パーセントって言う意味は、例えば、1000万だったら、30万でしょう?
でも、仲介手数料は、30万円じゃ足りないんだよね。

 

風見:うん。そうですね。

 

鈴木:さっき土地代に消費税はかからないって言ったんだけど、仲介手数料にはかかるから。

 

倉持:うん、、?

一同:はははは。

 

鈴木:土地を、仲介しました。

 

倉持:仲介しました。はい。

 

鈴木:そう。その費用に関しては、消費税がかかるよね。

 

倉持:かかる!うん。

 

鈴木:そう。本体の金額じゃないから。あのサービス料金だからね。

 

倉持:はい。

 

鈴木:不動産屋さんのサービス料金だから、それはやっぱりかかるんだよね。
消費税がかかります。あとはその3パーだけじゃなくて、事務手数料って言うのがかかって。6万円プラス消費税がかかるんだよね。

 

風見:うん。

 

鈴木:だから仲介手数料に関しては、3パーセントプラス事務手数料で6万円プラス消費税って言うのが、土地本体以外にかかります。

 

鈴木:土地代金には、さっきの本体と仲介手数料以外にも、よく分かりづらい金額のところで、やっぱかかってくるんだけど、まあまずあれだよね。名義変更するのにお金かかるよね。

 

風見:そうですね。

 

鈴木:うん。まあこれはね、何パーってちょっと言いづらいけどもね。

 

風見:そうですね。

 

鈴木:うん。あの、予算組みしてないと1万円で済みました、2万円で済みましたっていう金額ではないから。10万円、20万円、30万円とかね。

 

倉持:うわあ!

 

鈴木:かかる場合があるから、これ、やっぱ見ておかないといけないよね。
その土地の価格にもよるんだよね。土地の価格というか、価値。

 

倉持:うん。

 

鈴木:本体価格よりも価値だよね。

 

風見:そうですね。うん。

 

鈴木:そこで費用が変わるから。そういう費用がかかるって言うことと、
あと実際になんか、そうだ現場の話に行く前に、税金負担分もあるよね?

 

風見:うん。そうですね。

 

鈴木:大体、1年間に、土地は固定資産税って言う税金が取られるから、それを大体4月に払ってるから、今持ってる人はね。
買う人が、例えば10月に買ったとしたら、10月以降のその固定資産税分を自分で払うって形になるんだよね。

 

倉持:あ、なるほど。

 

鈴木:うん。だからその分が必要になるって言うことと、あと実際現地の方で、かかって来るものとしては、まず水道だよね。

 

倉持:うーん!

 

風見:そうですね。

 

鈴木:そう。まず水道の引き込み。敷地内に水道がないと、大体困るよね。

 

風見:そうですよね。はい。

 

倉持:困りますよね。うん。

 

鈴木:まあ駐車場だけに使うんだったらいいんだけど、まあ通常建物で使うことが多いから、水道を使えるように、敷地内に入れなくちゃいけないって言うことと、
で、水を入れたら今度出す方も必要で、下水とかね。あとは下水のないところは浄化槽とかね。そういうのが必要になってきます。
で、これもね、不動産のこの売ってる情報の中には水道引き込みありって書いてあるんだけど、ないとかね。

 

倉持:えー!

 

風見:よくありますね。

 

鈴木:よくあるよね。そう。で、下水の引き込み『可』って書いてあるのね。

 

倉持:『可』?ふふ。

 

鈴木:そう。出来ますよ。、、出来ないとかね。

 

倉持:もうーやだー!ふふふ。

 

鈴木:そう。そういうこと結構あって、やっぱちゃんと調べないと分かんないこと多いよね。

 

風見:そうですね。

 

鈴木:で、ひどいところになると、井戸水しかありませんとかね。今時?って思うでしょう?

 

倉持:思いました思いました。

 

鈴木:いや、地域によってはね、あるのそういうところが。

 

倉持:へー!

 

鈴木:井戸しかない。

 

倉持:えー!

 

風見:なんか固まってるけど。

 

倉持:ふふふふ。井戸しかない?

 

鈴木:そう。下水はあるんだよ。

 

倉持:え?

 

鈴木:ちょっと、そんな馬鹿なって思ってるでしょう?

 

倉持:ふふふ。うん。

 

鈴木:あの、地域的に集中井戸みたいな形で、どっかでまとめてこう、井戸を掘って、その水を各家庭に引いてるって言う地域があって、そういう地域は、市の方が主導で水を通すけどどうですか?って言った時に、その地域の人が断ってるんだよね。

 

倉持:あ、ふーん。

 

鈴木:私たちで水を引いてるんでいりません。みたいな。ね。
で、そういうことを昔やってきたから、今、上水が入ってない。自分で入れるとすると、道路を全部工事しなくちゃいけないから、あの、何百万で足りるかな?ってとこなの。

 

倉持:うわあ!ふふふ。

 

鈴木:何千万とか、なっちゃう時はなっちゃうから。

 

倉持:うわあ!

鈴木:なかなかね、個人負担じゃ無理だよね。

 

倉持:無理ですよねえ。

 

鈴木:まあそういう地域もあるからね。やっぱりあの、その見ただけ、書いてあることだけが全てじゃないよね。

 

風見:そうですね。結構調べて分かることとかもあったりしますよね。
あと、この間、私のお客さんであるのは、ガスの引き込みはどうなんですか?みたいな。

 

鈴木:ああ!都市ガスだったら、そうだ。必要だよね。

 

風見:うん。そういう料金だったりとか、あと、この間ちょっとやられちゃったんですけど、不動産屋さんに。
実際に宅地って書いてあって、調べたら、畑だったという。

 

 

倉持:畑、、?

 

鈴木:なるほどね。それ、おっきく違うね。

 

風見:そうですね。で、その辺で、まあ調整区域だったので、農転かかりますよって。
時間もかかりますよって話して、はあ~みたいな。やめますみたいな。

 

鈴木:そうだよね。宅地だと思ってんだもんね。宅地に出来ますぐらいだったのね?

 

風見:そうですね。

 

鈴木:ああ、なるほどね。後は、傾斜地があるよね。傾斜地と言うか、段差があるところね。うん。
結構ここがね、土地代金の中で、すごく費用負担大きいよね。

 

風見:大きいですね。はい。

 

鈴木:例えば土留め工事って言って、道路よりも50センチ高いとしたら、そこにある土ってこぼれだすよね。雨が降ったりすると。

 

倉持:そうですね。

 

鈴木:そう。そうしないように、ブロックを積んだりとか、その土を留めるっていうような、そういう工事が、ほんの、ね?何メートルかだけだったらいいけども、敷地全部とかになると。

 

倉持:ああ、そうか。

 

鈴木:20メーター、それが2方向で40メーター、3方向、全部で50メーターですとかっていうと、結構費用かかってくるから。

 

倉持:かかりますね。

 

風見:そうですね。

 

鈴木:そう。で、その高さが50センチぐらいだったらまだしも、これが70センチ、80センチになってくると、強度的なものもね、ちゃんとやってかなくちゃいけないから、費用がすごくかかってって、100万、200万とかね。行っちゃうから。
土地って言うのは、ただ、ね?広告だけをあてにするんじゃなくて、建てる側の方の意見もちゃんと聞いて、全部決めてかないと、まずいよね。

 

風見:はい。

 

鈴木:そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。