相談で一番多いこと

家づくりのモヤモヤ011(2015.09.20)

 

鈴木:おはようございます。鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。

皆様、よろしくお願いします。

今日は、スズモクメンバーの風見と二人進めさせていただきます。

よろしくお願いします。じゃ、風見よろしく。

 

風見:よろしくお願いします。

 

鈴木:早速だけど、スズモクで働いてて、いろんなお客さん来ると思うんだけど、いろんな人が家を作るとなると、いろんな悩み持ってるのって多いと思うんだけど、何かどんなこと多い?どんな人が多いっていうか。

 

風見:一番多いのは、家づくりのお金のこと。

 

鈴木:お金?

 

風見:はい、お金どれくらいかかるのかとか、諸経費がどれくらいなのかとか。あとは、よくあるのが、月々の支払いを気にしてる方が多いです。

 

鈴木:そういう時、何て答えるの?

 

風見:何て答えるか、ですか?

 

鈴木:そう。

 

風見:基本的には、どれくらいでやりたいのかっていうのを聞いていって、どこで建てたいかとかどんな家づくりをしたいのかっていう、まず希望から入っていって、じゃあお金の計画をしてみましょうという形で進めていくのが一番多いです。

 

鈴木:お金で悩んでるわけでしょ?希望を聞いてって、お金を、具体的にどうするってこと?

 

風見:具体的にですか?

 

鈴木:そうそう。

 

風見:具体的に言っていくと、例えば、どこの土地で、土地があるのかないのかをまず考えていって、そうするとかかってくるお金がだいぶ変わってくるので、まずは土地あるかないかを聞いて。

その後に、どれくらいの家を建てたいか。

 

鈴木:具体的にはどんな?

 

風見:30坪くらいの家を建てたいのか、もしくは例えば平家だったりとか二階建てだったりとか、何かこうその人が望んでる家があると思うんですけども、それを具体的に聞いていって、土地と建物と、あとその他に外構とかそういうのも含めながら考えていきます。

鈴木:なんていうのかな。そこが聞いたところで悩みは解決しないでしょ?具体的にどこを悩んでて、どう解決してくの?

 

風見:どう解決してくのっていうと?簡単に言ってしまうと、例えば月々の支払いから追っかけていくのか、全体的なローンの借り入れで考えていくのか、そういうところから、まずは払えるのかとか借りられるのかとか、

そういう内容から入っていく場合が多くて、ほとんどの方が家を建てる前に「建てられるんだろうか?」とか「かかるお金がどれくらいなのか?」とか、そういうところを解決していくのに、先ほど言った建物とか土地とか、その内容を聞いてくっていう感じで計画していくのが一番多いかなと思います。

 

鈴木:それでトータル的なことを教えてあげるっていうこと?

 

風見:そうです。はい。

 

鈴木:そうだよね。聞くことでもわかんないから。トータルなことを全部わかった状態になると、どういうことになるの?

 

風見:トータルでわかった時ですか?

 

鈴木:そうそう。例えば、「3000万かかっちゃうんだ!」とか衝撃が走るわけでしょ?

 

風見:なるほど。全体的なお金の計画をして、例えば3000万かかりますとか4000万かかりますとか出てきたら、そこから借りれるかどうか、あとは、借りるためには住宅ローンを選ばなくちゃいけないんで、どんな住宅ローンだったらば自分に向いてるのか。

月の支払額だったりとか、借り入れの限度額。そこから提案したりとか、考え方を聞いてそれに対して、意見とか話とかしていくのが多いです。

鈴木:じゃ、風見さ、具体的なお客さんで、さっきお金の話が出てたんだけども、それで何か、こんなふうな悩みがあって解決した、みたいなエピソードある?

 

風見:そうですね。私が思い出に残ってるお客さんだとすると、今まででカーローンが残っていて。

 

鈴木:ああ、車の。

 

風見:車のカーローンが残ってるんだけれども、家は建てたいっていう方がいたんです。そこから、例えば年収とかそういうの出していって、いくら借りれるかどうか、カーローンが残ってても。その中で、自分たちの望む家が建つのか。そういう悩みでお金のことを解決していった方がいるんですけど。

 

鈴木:ちなみに車はすごく長いローンだったの?

 

風見:あと1年半くらい残ってたんです。

 

鈴木:ああ、一気に返せるわけではないね、なかなか。

 

風見:一気に返すのが望みではなくて、このままの支払いで、プラス、住宅ローンで払いきれる金額がいいな、みたいな。そんな感じだったんです。

 

鈴木:それ数字とか結構大丈夫?間に合ったの?

 

風見:結果的に言うと、間に合わなかったんです。

 

鈴木:足らなかったんだ。

 

風見:足らなかったです。足んなくて、じゃあ、どうするっていう話になって時に、今度は、次何がかかるのかということで、お金のライフプランみたいな感じで、いつかかる、いつかかるっていうのを今度計算していったんです。

 

鈴木:それは1年後かかるとか2年後かかるとか。

 

風見:そうですそうです。

 

鈴木:10年後はこういう理由でかかるみたいなやつ?

 

風見:そうです。そう考えていくと車が終わった時に、今度は小学校に入るからお金、今度はこっちでかかるよね、みたいな。

結果的におんなじじゃんみたいな話になって。だったらば、住宅ローンは車終わった後に、もう一回ちゃんと組み直すっていうか、ちゃんと建てれるようにして、それまでは計画をきちんとしてこう、と。

家づくりの、例えば勉強をしたりとか。そういう形でカーローンを待って、そこから家づくりをしようっていう形で進んだ方がいるんです。

 

鈴木:なるほどね。

 

風見:その後は、生活も変わるし、お金の出方も変わるんで、またその時に奥さんも今度働きに行けるから、対処してこう、と。何で、まずは残債が残ってる時には、借りれるのかどうかっていうところと、今なのかどうかっていうのでとりあえず提案していったっていう感じです。

 

鈴木:なるほど。実際に家作る人って、1年半くらい打ち合わせで建っちゃう。

 

風見:そんな話をしてて、じゃあちょうどいいかみたいな形にもなったんです。実際には、小学校に上がるのにすぎちゃうからどうするかっていう話もあったんですけど。転校しても、問題は子供よりも奥さんの「母の会」の方が大変かみたいな話で。

 

鈴木:ああ、そうだねえ。子供、慣れちゃうもんね、小学一年生くらいじゃ。

 

風見:子供は特に心配してないけど、奥さんは大丈夫?みたいな感じで、そこ中心的に話してって結果的には待っ

て建てたっていう形なんで。

だから、いますぐっていうのを勧めるっていう場合と、いますぐ建てなくちゃいけないっていうふうに計画するのと、またその辺もだいぶ違うのかな。あと、完成時期とかそういうのも含めながらやってくと、お金と言ってもお金だけじゃないのかなっていうふうに感じたりはしてるんです。

 

鈴木:そうだね。結局、家建てるって、お金だけ気にしてったらもしかしたら建てない方がいいのかもしれないし、お金を使わなければ使わないほど、もしかしたら貯まるのかもしれない。

大事なのかもしれないけども、でも、一応使うためにお金は存在してるというか、自分を幸せにするっていうか。

 

風見:そうですね。そう。

 

鈴木:家に山積みにしといても、別に何もしてくれないからね。

 

風見:そうですね。

 

鈴木:家建てたいという人は、少なからず多分家族のために何かしたいとか、そういうことだろうから。それはうまく行ったんだね。その時の悩みの解決っていうか。

 

風見:そうです。

 

鈴木:それはお客様はどんな反応だったの?

 

風見:結果的には、待って、もう住み始めてるんですけど、待ってよかったっていうふうに言ってます。無理してやってギリギリになるよりはよかったっていうことです。

 

鈴木:なるほどね。

そろそろお時間になりました。お相手は鈴木尚美でした。また来週。