家づくりのモヤモヤ079(2017.1.14)
鈴木:おはようございます。スズモクの鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」、始まりました。皆様、よろしくお願いします。
今日はスズモクメンバーの私鈴木と浅野、倉持、風見の4人で進めていきます。よろしくお願いします。
浅野・倉持・風見:よろしくお願いします。
鈴木:今日のテーマは、大手ハウスメーカーと地元の住宅メーカーについてと言うことで。
一同:はい。
鈴木:有名なね、大手のハウスメーカーさんと、うちぐらいの規模とかね。もうちょっと大きいところもあるし、地元中心にしてるような住宅メーカーさんとで、これ普通の人ってさ、家建ててるから一緒でしょ?って思ってるよね。
風見:思ってますね。
鈴木:思うよね。うん。その辺ちょっとやって行きたいなと思ってて。で、普通に考えたら、すごく、ね?高い買い物をする時に、知らない会社よりは知ってる会社でみんな建てようとするから、大体ブランドで行くはずだよね。
浅野・倉持・風見:うん。
鈴木:でも、うちぐらいの、小規模の会社へ来たりとか、いろんな会社さんがあって、大手さん以外のところで建てる方もすごい多いよね。
風見:そうですね。
鈴木:うん。
浅野:多いと思います。
鈴木:理由はどんなところだと思う?だって、普通にどちらかと言うと知ってる会社さ、選びたくなるから。
風見:はい。
鈴木:これ、誰でもそうだから。
風見:よく相談会であるのは、大体一番最初の、家づくりのスタートって展示場に行くんですよね
鈴木:やっぱ行ってるんだね。
浅野:行きやすいですからね。
鈴木:まあねえ。
風見:1番のパターンとしては。で、展示場に行って、じゃあ見積もりやります、みたいな、全体のお金やります。
無理無理。払えない。これ無理だよって言って、探し始めて、スズモクの相談会とか、見学会にって流れるパターンが一番多いのかなと思いますね。
浅野:そういう人は確かに多いかも知れないですね。
鈴木:ああー。高い安いより、まず無理って言うところで来ちゃったって言うところか。
風見:そうですね。
浅野:金額が多分もう、すごい数字。
鈴木:はははは。まあね。選んだ会社さんによってはすごいよね。
風見:ふふふ。そうですね。
浅野:僕も経験あるんで、アレですけど。おおー!みたいな感じで。いや無理だねみたいな。はは。高いとかじゃないんですよ。無理です。
鈴木:ああー、なるほどね。
浅野:これ、うちには無理だねみたいな。
鈴木:ああ。そこで初めて、違うところないかな?って言う感じになるんだね。
風見:そうですね。だからすんなりこう、例えば建てられたり、支払えたら、そのまま大手で建てちゃってる人も多いのかな?
入り口が多分、住宅展示場って言う形だと思うので、そうすると、やっぱその、知名度って言うんですか。それが一番強いのかなーみたいな感じがしてるんですけど。
鈴木:なるほどねー。確かにさ、全く同じ性能の家。有名なところとそうじゃないところじゃ、有名なところ選ぶよね。
倉持:有名なところです。
風見:はい。
鈴木:そうじゃない選択としては、やっぱり金額か。
風見:そうですね。
鈴木:そう。ブランドよりも金額って言う人も、この世の中にはたくさんあるよね。
風見:そうですね。
鈴木:で、家づくりってさ、結局作ってる人は大手のハウスメーカーさんだからと言って、作ってる人が、大手ハウスメーカーの工場内だけで作ってる訳ではないよね。
まあ中には工場内でだいたい終わらすところもあるけども。
浅野:まあ。うん。
鈴木:通常はやっぱ、現地の現場があって、そこで職人さんが作ってるって言うことになるでしょ?
風見:そうですね。
鈴木:うん。となると、あんまり作ってる人に差がない。
風見:そうですね。
浅野:ああ、うん。まあ多少はあると思いますけど。
鈴木:うん。まあ職人さん、ね?ちゃんと、うちの職人さんでもアレだけど、知らない人連れてきて作ったんじゃ絶対ダメだからね。
浅野:ダメですね。
鈴木:あれは本当にひどくなっちゃうから。ね?ちゃんとあの、仕事の内容も分かり合えて、ある意味、心の汚い人も中にはいるから。
浅野:はははは。
鈴木:心のままね。普通ぐらいで、ちゃんと、こんな仕事をするって共有出来た人じゃないとなかなか、ね?いい家が出来ないし。
風見:はい。
鈴木:うん。でもあの、大手さんにしてみても、やっぱり職人さんが結局作ってるから。
あの、ね?そういう職人さんって別に、大手さんだけじゃなくて、いろんな会社さんのところ、作るし、うん。となると、出来上がってる物って言うのは、現場で作るって言う意味では職人さんだから、その前の設計力とかそっちに違いがちょっと出て来るのかな?
浅野:デザインも。
鈴木:ああ。デザインとかね。
鈴木:実際に出来上がった家ってさ、見た目で違う家も中には確かにあるんだけど、ただ町中を車で走っていて、まず住宅会社の違い、ほぼ分からないよね。
倉持:分からないです。
浅野:そうですね。多分この職業についてだと。
鈴木:そう。オシャレな家があるなあ。とかと言えばあるけども、滅多ないよね。
倉持:そうですね。
鈴木:そう。え?ここの会社で建てた家は、全部オシャレでかっこいいか?そんなことないってことだよね。
倉持:そんなことないですね。
浅野:100%そうでしょうねえ。
鈴木:そう。やっぱデザイン力がある会社もあるけども、うちの会社なんかでいくと、生活のしやすさを優先する場合の方が多いよね。
風見:そうですね。
鈴木:長持ちするとか。丈夫に作るとかね。って言うので行くと、それも別にデザイン力というよりは、デザイン優先させるか、生活のしやすさとか、その他のところを優先させるかに、そっちの違いのような気がするんだよね。
風見:そうですね。
鈴木:うん。デザイン本当に違ってたら、町中走って、かっこいい家と、かっこわるい家があって、明確に、あそこの会社で建てるとかっこいいよねってなるはずなんだよね。
風見:そうですね。
鈴木:ないもんね。
風見:聞かないですね。
浅野:聞いたことないですよね。
鈴木:そう。多少はね、基準であるのかも知れないけど。で、デザインとかがそういう風な、デザインと言うか、生活のしやすさが、優先が、各個人だとすれば、住宅性能ってどうなのかな?
浅野:性能ですか?
鈴木:性能。だってさ、一般の人から見たら、そりゃあねえ、家ぐらいの規模の会社が、家は丈夫な家作ってますって言うよりは、すごい大きな会社さんが、丈夫な家ですよって言ったほうが、丈夫そうだよね。ははは。
浅野:そんな感じはしますよね。正直言って。
倉持・風見:はい。
鈴木:それは間違いないよね。うん。だからそこで言うと、うちの会社なんかは、長期優良住宅の認定って言うもので、国の機関がちゃんと認めてもらえてるかどうか。
っていう、そういう認定書があるとその設計力にもとづいて現場の職人さんが施工するって言うことで、出来る物って変わらなくなってくるんだよなって思ってるんだけどね。
風見:大手に負けてないと思いますよ。
鈴木:うん。実際ね、うちの会社は、規模は勝てないけどさ、建てる方からすると、1社しか選べない訳だから、やっぱ2番目じゃいけないなと思うしね。
浅野:そうですね。
鈴木:うん。やっぱ1番を目指してって言うところで。たださ、1番だけど、全て1番にはやっぱりなれないよね。ここは勝ってる、ここは負けてる、ここは勝ってる。トータルすると勝ってるだろう。というところだよね。
風見:そうですね。
浅野:多分、全部1番になると従業員数も多分、1番になると思いますけど。
鈴木:全部1番、そりゃあもう、ね?違う不都合が多分起きるからね。
浅野:そうですね。
鈴木:そういう国の機関のそういうものを利用しながら、証明していくと、小さな会社が作る家でも、ちゃんとレベルが高くなるっていうことだよね。
風見:そうですね。
浅野:もちろん高いですね。
鈴木:で、そうなってくると、性能は一緒であれば、費用がね。どう抑えられるかって言うところにやっぱ、みんな行くのかなあって言うところでね。
風見:そうですね。
鈴木:多分、ね?うちの会社とかと同じくらいの規模の会社さんと、すごい大きなハウスメーカーさんで比較してくと、広告とか、ね?そういう宣伝の差は大きいよね。
倉持:ああー。
浅野:確かに。新聞の折込とか入ってた記憶がまだ少ないですね。
鈴木:そうだね。
浅野:毎週は入ってないですね。
鈴木:うん。で、ほぼテレビに出てるよね。
浅野:出てます。
風見:やっぱこう、お客さん集めるって言うことで、知名度が1番必要じゃないですか。
鈴木:うんうんうん。
浅野:一番今、テレビとか、見ます?見ないですか?そんなことない?CMとか1日見てると、どっかに、目には見てると思いますけど。
鈴木:そうだね。で、住宅会社って結局、いろんなこう、収入の方向がこう、ね?世の中にはあるとしても、住宅会社は、建てる人以外からは収入、絶対ないんだよおね。
風見:そうですね。
浅野:ああー!確かに言われて見ればそうですね。
鈴木:そう。ないの。
浅野:ないですね。
鈴木:そう。かかる費用は、全部建てる人から回収しなくちゃいけないから、うん。
だから、何ていうのかな、建てる人にとって、何をどう、使ったらいいかって言う、優先事項はね、大きい会社さんは、ブランド力に行っちゃうのかな?
その宣伝ブランドとか。うん。ね、うちみたいな会社は別に、ブランドがあったからって、受注数上がる訳じゃないし。
倉持:ふふふ
鈴木:上がらない訳じゃないけどね。優先事項としては、純粋に家そのものを良くしていく方にやっぱ費用をかけていくしね。
風見:そうですね。
鈴木:大きい会社さんだと、良い物を作っても、だからどうなんだ?ってところになっちゃうんだよね。良いものを作ってても、やっぱり知らしめないといけないとかね。
風見:そうですよね。
鈴木:人がいっぱいいるからね。
浅野:ははは。まあまあ、そうですよね。しょうがないですもんね。
鈴木:うん。そこのバランスでちょっとやっぱり、お金が高くなっちゃうのかな?うん。
でもまあ、ね?ブランドがやっぱり好きとかね。そういう人もいるし。
あともう1個あった。大きい会社さんの方が、未来永劫が、ずっとこの世に存在してるっていう感覚はいっぱいあるよね。
風見:そうですね。
鈴木:アフターメンテナンスとか比べてね。確かに会社単位でもそうなのよね。
うちの会社より、大手さんの方が、ずっとある可能性が高い。間違いない。
浅野:間違いないですね。
鈴木:間違いない。素直にね。うん。でも、大手さんは、利益の上がらない地域の営業所は、すぐ畳んで居なくなっちゃうから。
会社はあるけども、担当してる人は居ないとかね。
浅野:もしくは別のところに行っちゃってって。エリア外になっちゃって。
鈴木:そう。別の所、エリア外になっちゃったりとかするって言うことは、やっぱりあるんだよね。うん。だからこれは一概に、あの、どうなんだろうね?何かを信じて、それを選ぶしかないってとこかな?はは。
浅野:まあ要は、何か信じなくちゃ、家は建たないですからね。
鈴木:そうだよね。うん。
鈴木:そろそろお時間になりました。お相手はスズモクの鈴木尚美でした。また来週。