家づくりのモヤモヤ008(2015.08.29)
鈴木:おはようございます。鈴木尚美です。今週も「家づくりのモヤモヤ」始まりました。
皆様、よろしくお願いします。
今日も先週に引き続き、トイレだけじゃないTOTOさんの
スズモクの担当の木下さんと二人で進めさせていただきます。木下さん、よろしくお願いします。
木下:よろしくお願いします。
鈴木:今日は、先週は結構トイレについていろいろお聞きしたんですけども、今はトイレだけじゃない。
木下:そうです。TOTOは水回りに関するメーカーでございまして、トイレ以外にもユニットバス、キッチン、洗面化粧台といった商品を中心に販売と研究をしております。
鈴木:結構知らない方がもしかしたらいるかもしれないんですけど、結構いいもの出してますよね。
木下:特にユニットバスなんですけれども、ユニットバスって日本では結構定番というか、ほとんどの家がユニットバスを採用していただいてるんですけども、もともとユニットバスを開発したのはTOTOでございまして。
鈴木:あ、そうだったんですか。
木下:はい。1964年、東京オリンピックの年にユニットバスというものをTOTOが開発いたしまして、
今にいたっております。
鈴木:なるほど。2020年、次のまた東京オリンピックにかけて。
木下:そうです。そこに向かってまたいろいろ考えておりますので。
鈴木:うちも一緒に含めたものができるといいなとは思います。
木下:日々、こちらも開発を進めてますので、また乞うご期待ということでお願い致します。
鈴木:ちなみに、今のユニットバスと、ちょっとこれすごいよみたいなところってありますか?
木下:TOTOの「サザナ」という商品なんですけども、床が柔らかいのが1番の特徴です。
鈴木:床ですね。
木下:はい。ユニットバスの床、お風呂の床が柔らかいっていうのは、なかなかイメージがつかない方もいらっしゃると思うんですけど、お風呂ってくつろぐ場所なので、
まず一番人間の足が、一番人間が感じる部分としては一番重要なところなんですけども、そこに柔らかさを持ってくることによって毎日お風呂場で疲れた体を癒していただくような床となっております。
鈴木:なるほど。これ、私もショールームで一番最初に行った時には、衝撃を受けたような感覚があったんですけど。
木下:もともとなかったものなので、そこにこちらから提案させていただいたんですけども、踏んでいただいた方は、今おっしゃったように「何、この床」っていう感じで、「これがいいわ」っていうお客様、非常に多いです。
鈴木:これ、もともとなぜそんな柔らかい床ができたりしたんですか?
木下:ユニットバスって、中だいたい一坪くらいあるんですけど、今までっていうのは、お風呂の中っていうのは基本的には浴槽の中だけでくつろぐっていうのが普通だったんです。
鈴木:確かにそうですね。
木下:最近は、ただ浴槽浸からずに、夏とか特にシャワーだけで終わらせる方も増えてます。
そういった方向けに床の方もいいお風呂っていうのを目指すことで、今度全体でくつろいでいただこうというとこが、そういった開発にいたった背景でございます。
鈴木:なるほど。これ、最初から結構うまくいった感じですか?
木下:いろいろ柔さといっても、耐久性の問題とか。
鈴木:ああ、心配ありますね。
木下:どういった柔さが一番お客様にとっていいのかというところを研究開発を何年も進めまして、今にいたってます。
鈴木:木下さん、入社してした頃にはもう全開で売ってました?
木下:そうですね、全開で売ってたんですけども、その後も日々改良が入ってまして、今断熱性が非常に高い床にも生まれ変わってます。
鈴木:同じではないんですね。
木下:そうです。
こちらもTOTOの一番推すとことしまして、日々いい床を作ろうと考えているところでございます。
鈴木:ユニット…トイレだとTOTOさん、やっぱり一番にきてるなって思うんですけど、ユニットバスだとどんな感じだったりするんですか?
木下:ユニットバスも実は関東では一番高いシェアを最近は維持しているんですけども、その下の2位以下のメーカーさんも非常に均衡しているところでございまして、
非常にユニットバスというのはお客様の目が本当に厳しくなってきてますので、どのメーカーもしのぎを削っているとこでございます。
鈴木:確かに。TOTOさんももちろんそうですけども、お風呂はどの商品見ても魅力的なところすごく多いです。
木下:違いがトイレよりも出やすいところかもしれません。
鈴木:確かにお風呂毎日入りますし、気分いい方がいいですよね。
木下:そうですね。はい。
鈴木:それでは木下さん。木下さん自身は今、独身だっていうことをさっきお聞きしたんですけども、一応これから結婚する…ような?
木下:そうですね。したいような希望はあります。
鈴木:いつかはしますよね。
木下:そうですね。はい。
鈴木:その時になったら、家を作ろうとか思ってくると思うんですけど、もし家づくりをしようと思ったら、どんな行動します?きっと仕事柄どんなふうに行動してった方がいいかなとかっていうイメージが一般の方よりつきやすいのかなって思って。
木下:まだイメージわかないですけども、実際に家が建ってるところを見てみたいなって思います。たくさん住宅メーカーさんとか住宅会社さんありますけれども、実際に完成された住宅っていうのを、自分の足を運んで目で見てみたいと思ってます。
鈴木:なるほど。インターネットで見ただけでは済まないですか、やはり。
木下:インターネットを最初に見ると思うんですけど、その後に実際に目で見るっていうとこは大事にしていきたいなと思ってます。
鈴木:自分の目で行きますか。
木下:そうです。実際行ってみて、周りの環境とかだったりもしますので、インターネットだけで決めるのは今ちょっと危ないかなとは思ってますけど。
鈴木:そうですよね。じゃ、もしも、奥さんと意見が食い違ったとしたら、今だったらどうしようと思ってますか?
木下:意見が完全に一致することってないと思うんで、それぞれのこだわるところを話し合って、ここは私の意見を採用してほしい。でもこっちは奥さんの意見を採用しようとかいって、非常にバランスをとって考えていきたいなと今思ってますけど。
鈴木:多分、木下さん知らないかもしれないんですけど、旦那さん側の希望は1割なんです。
木下:あ、そうなんですか。
鈴木:9割は奥さんの希望を通すような形になります。そこ間違い無いです。
木下:なかなか理想はうまくいかない。
鈴木:あくまで商品的にはTOTOさんの仕様を使うっていうことは間違いない。
木下:私はもうTOTOの商品がいいと思って活動してますので、もちろんそう譲らずにやってきたいと思ってます。
鈴木:じゃあ、他の意見が入るところは多分そんなにないかもしれないです。残念ながら。
木下:そうですね。水回り以外のとこは確かにいろんなメーカーさんありますので、それに対してまた勉強していきたいと思ってます。
鈴木:私も住宅のプロとしていて、うちの奥さんの方に提案するのに、お客様より通じないというところがありまして。どうですか、自信ありますか、将来。
木下:ああ…
鈴木:TOTOの商品、これがいいだろうって提案してOKが出るかどうか。
木下:そこは仕事ともかぶるんですけど、いいところとかを一方的に言うんじゃなくて、実際に使った時の感想とかイメージとかを具体的に伝えてあげることで、お客さんというか相手も納得感が上がってくかなと思うので、本当に相手の目線に立って、いろいろ提案というか、こうして欲しいという話をさせていただきたいと思ってます。
鈴木:そうですね。ここ、結構、手を抜くとすごく大変なところで。はい。今はそういう相手とかっていうのは、どうなんですか?
木下:今は、今はいないんですけれども。
鈴木:そうなんですか。じゃあ、頑張らないといけないですね。
木下:頑張らないと。そうですね。
鈴木:そういえば、TOTOさんのつくばのショールームの方では、実際にどんな感じで、なんて言うんでしょう、気軽に遊びに行っていいのかっていうところから聞きたいんですけど。
木下:今おっしゃったように気軽に見ていただくのも非常にいいんですけども、こちらからアドバイザーというものがおりまして、
アドバイザーがお客様に対してより細かなご提案とか簡単な見積もりの作成とかイメージ図を作成させていただくことができるんです。
それに関しましては、一応、土日含めて結構混み合いますので事前にご予約いただくことをお勧めしております。
鈴木:わかりました。気楽…。気軽でもいいんですよね?
木下:はい、見ていただく分には、基本的にお待ちしておりますので。
鈴木:今日はお時間になりましたので。2週にわたって、ありがとうございました。
木下:ありがとうございました。
鈴木:それではまた来週。